2007年1月 3日

北陸探訪

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 能登が大宮を出発したのは0:10でした。本来は0:01発でしたが接続の京浜東北線が遅かったようで・・・

 前回も能登が遅延して行程確保が苦しかった記憶が有り嫌な予感がするも、途中のバッファで回復するだろうと気軽に考えていました。自由席は空いていてボックスが確保出来るような状況です。これなら方向転換しても大丈夫そう。いつも長岡から逆方向走行になるため、魚津あたりで酔っていたものでホットしました(苦笑)。

 だいたい高崎を過ぎたあたりで寝れるのですが、今日は仙台からの移動だったからでしょうか、興奮して寝れませんでした。水上を過ぎて雪景色を見ながら新潟の震災復旧の事を思い出していました。一日一日を急いで復旧した箇所を眺めつつ(線路からかろうじて見えるのね)いつしか眠りについていました。

 気付けば富山の直前で、いつのまにか進行方向を向いて座っていました(何故?)。幸い乗り過ごすことなく、富山駅に降り立ちました。

 今回何故に北陸を目指したかと言うと、詳しくは後日の日記で書きますが、2007年の目標として関東甲信越・北陸・東海エリアの乗り潰しをしようという事で、難易度の高い北陸から攻めていこうと思ったからです。個人的に民鉄好きという事で、民鉄から潰していくことにしまして、今回は北陸エリア制覇を目論んだ訳です。

 北陸エリアの民鉄未乗区間は、富山地鉄不二越・上滝線の稲荷町~南富山間、市内電車の富山駅前~大学前間、富山ライトレール全線、北陸鉄道石川線の新西金沢~加賀一の宮間、えちぜん鉄道の永平寺口~勝山間、田原町~三国港間です。難易度の高い黒部峡谷と富山地鉄の遠方区間をこなしているので、何とか一日で巡れるボリュームでした。

 どの線もフリーパスが有るようなので、未乗区間のみならず久しぶりに乗車する区間もあわせて巡ることにしました。

 <富山地鉄>

 まずは富山地鉄です。まだ周囲は真っ暗でしたが、市内なので景色が何となく分かるだろうという事で、大学前まで移動して、直ぐさま南富山に折り返しました。大学前で下車時に車掌さんに申し出て購入した直後に再び乗るという格好悪い状況に苦笑い。昼ならともかく始発列車で何やってんだって感じ・・ 女性車掌さんだったので何となく格好悪い感30%増しでした(苦笑)。

 南富山での乗換時間は20分少々ありましたが、待合室があり、更に石油ストーブが頑張ってくれたおかげで寒くなくてラッキー。地方の路線は列車の直前までホームに入れませんね。アイコンゲッター的には早くホームに入りたいという思いも有るのですが、その分待合室が完備されているケースが多く、寒い冬は助かる感じです。というか、そこが生命線なのかしら??北陸ですからね。

 周囲がうすら明るくなってきた所で電鉄富山行が到着。中途半端に残ってしまった3駅を消化して富山地鉄制覇終了です。電鉄富山~南富山間だけフリーパス対象区間でラッキーでした!!

 <富山ライトレール>

 電鉄富山に到着後すぐさま富山駅北に移動します。8分乗換で所定の富山ライトレールに乗り換える事が出来ました。ホッ!! 富山ライトレールは前回はアイコンゲットしか出来ず、どんな路線かさっぱり分かりませんでしたからね。車内に入るのも初めてでドキドキ(笑)。

 奥田中学校前から既存の富山港線区間になるわけですが、駅前後の区間だけ線路が新しくなっているのですね。行き違い設備やホームの新設にあわせての整備かと思いますが、駅間になると途端に乗り心地が変わるから面白いです。

 下り列車は朝という事もあり数人しか乗っていませんでしたが、折返し乗車した上り列車は各駅で数人ずつ集めて20人程度になっていましたね。駅前に整備されている自転車駐輪場の数からして、結構利用されているような雰囲気を感じました。今日は土休日運賃なので1回100円、往復200円です。とても良い乗り物ですなぁ~♪

 再び富山に戻った後は急いで朝食をコンビニで買い、小走りにサンダーバードに乗り込みました。金沢までの移動中に朝食を済ませます。

 <北陸鉄道浅野川線>

 金沢到着後、4分乗換で北鉄浅野川線に乗り込みます。浅野川線は全線乗車済みですが、フリーパスが1000円で全線乗れるとあっては乗っておきたいなという事で。ホームに停車している車両が井の頭線の片扉車で、本家時代に乗れなかった車両に初乗車です。裾絞りではない形状で先頭の雰囲気も若干異なっているのですね。

 知らなかったのですが、北鉄は12月にダイヤ改正をして、日中時の優等が無くなってしまいました。浅野川線の急行と石川線の準急に乗ってみたかったのですが、ギリギリの所でかないませんでした。アイコンゲットしなくて良いからラッキーだったとも言えるけど、趣味的にはちょっと残念なところ。

 しかし、考えてみると、優等があるという事は普通の本数が少ないという事です。停車駅は利用を踏まえたものでありましょうが、所要時間差を考えると、前列車普通のほうが分かりやすく利用しやすいかもしれません。 浅野川線は終点間移動比率が高く、急行は需要にマッチしていたかもしれませんが、旧ダイヤは70~80分間隔に急行1本、普通2本というパターンで発車時間が分かりづらかったのに対して、新ダイヤは普通のみ30分等間隔になり、多少の減便とはいえ良かったのではないでしょうか。

 <北陸鉄道石川線>

 内灘で折返して再び北鉄金沢に戻り、バスで野町駅を目指しました。香林坊を経由する系統という事もあり、バス車内は若いオネーサンがたで超満員でした。隣にいた女子高校生(くらい?)グループは狙いの洋服を買う話題で持ちきりで、お年玉がどうだのテレビ番組がどうだの盛り上がっておりました。ん~、温度差を感じる自分・・・テレビの話はついていけそうでしたが(笑)。

 香林坊でほぼ9割が下車して、野町駅まで乗車したのはオイラの他数人でした。野町駅に前回来たときは単純折返しで新西金沢に戻ったため、駅の周囲は見ていませんでしたが、今日は時間があったので周辺を歩きつつ状況を観察することが出来ました。ん~、金沢駅から離れている場所ですが、街の中と言えば街の中という感じもあるし、街のはずれといえばはずれという感じのよく分からない所ですね。

 さて、石川線に乗ります。正月という事で鶴来行が加賀一の宮行に延長運転をしていました。加賀一の宮行きが約1時間おきだったため、サンダーバードに乗ったり色々考えたのですが、現地で知ってちょっとショック(笑)。まぁ行程が狂う訳ではないので結果オーライだと言い聞かせます。

 石川線のダイヤですが、旧ダイヤは準急1、普通1の60分サイクルでした。この準急は4駅しか通過しない設定で、通過は速達化というよりは60分サイクルを確保するための手段でした。そのため全列車普通化した新ダイヤは64~66分サイクルになってしまいました。浅野川線とは逆に利用しづらくなった印象ですが、仕方のない所なのでしょうか?

 車内は終点加賀一の宮に初詣に出かける人で賑わっていました。野町、新西金沢のみならず途中駅からの利用もありました。準急が停車していた野々市工大前~四十万の乗車が比較的多かったかな?鶴来あたりまで進むと普段は利用があまり無さそうな雰囲気で、半数が鶴来折返しなのが何となく分かったような気がしました。

 加賀一の宮の折返し間合いで写真の場所を見てきました。一応まだ初詣はしない事にしていたので様子を見ただけ・・・ さっさと帰ってしまいバチがあたりそう(苦笑)。新西金沢でJR北陸線に乗り換えて福井を目指しました。

 <えちぜん鉄道>

 えちぜん鉄道を乗り潰すとなると、結局勝山往復、三国港往復をする事になり、時間がかかります。少なくとも日没までに片道は乗ろうという事で、17時前に一方の路線の終点に着くよう検討し、先に勝山往復をしてから三国港を目指すことにしました。
 勝山永平寺線は京福電鉄時代に東古市まで乗車していますが、正直どんな感じだったか思い出せず、えちぜん鉄道になった事ですし、あらたな気持ちで全線乗車することにしました。

 今回感動したのは、車内に居るアテンダントさんです。東急世田谷線と同様の位置づけかと思いますが、ドア扱いはワンマンの運転士さんが実施するので、車掌ではなくあくまで切符の販売等や案内等接客を実施する役割なのですが、単行の車両にあって華というか車内の印象ががらっと変わりますよね。

 駅が殆ど無人駅であるため、駅の数が多く運行本数が多い路線は車内で出改札したほうが人件費がかかりませんが、それでもなおあえてプラスとなるアテンダントを導入している経緯は分かりませんが、オイラの印象で述べると、「えちぜん鉄道」という新会社の印象向上とリピーター確保の上で大きな役割を果たしていると言えそうで、少なくともオイラとしては良い印象を持って乗れました。制服が可愛いナァと思ったのは本音ですが(笑)。

 また、30分間隔ダイヤを確保する上でスジがタイトな箇所があり、定期外客の多い日中時の定期運行を確保する上で、ご老人等に対する接客サービスという意味でも必要な役割なのではと感じました。

 路線の事全然見てないんじゃないの?と言われそうですが、いえいえちゃんと見ていましたよ(笑)。率直な感想は、福井付近の近距離利用と、勝山・三国港付近の遠距離利用がともにあるなぁということです。近距離利用が多ければ全線運転ではなく区間運転を設定して福井口の本数を増やすという手段もあるのでしょうが、そういう訳にもいかないようです。途中区間は本当に乗降がまったくない駅が数多くあるのですが、現行の普通のみ30分間隔という運転が妥当という感じですね。勝山永平寺線の半数が60分サイクルを確保するために比島を通過しますが、最適解という印象を受けました。

 さて、勝山折返しをした後、三国港まで乗車して、みごと北陸エリアの民鉄完乗を果たしました!!

 日没とともにする事も無いので、福井駅付近で名物ソースとんかつを食べ、市役所前付近の折り鶴ホテルにチェックインしました。明日も盛りだくさんの行程なので、充電しなくちゃね!!

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