2007年11月29日

2007年11月25日京急線工事調査(2)

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 2007年11月25日に京急線の京急蒲田付近連続立体化工事の状況を確認してきましたので、3回に分けて報告します。

 (2)として、京急蒲田駅、空港線糀谷駅の状況報告です!!

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写真-1:京急蒲田駅梅屋敷方状況

 梅屋敷方にある踏切から撮影しました。

 12月2日に上り線が仮ホームに切り替わるため、切換口は既に準備完了といった状況です。

 京急蒲田駅の梅屋敷方はかなり早い段階で高架橋の構築が進められており、梅屋敷駅までの駅間で見ると半分程度進んでいました。

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写真-2:京急蒲田駅上り切換ホーム構築状況

 上り仮ホームの状況は、ほぼ完成状況にあります。

 下り線との間に高架橋の柱が設けられているため、上下線間が多少開いており、工事用のパネルで仕切られており全景は見れませんでしたが、ホーム幅は従前のものと比べて同等がやや広くなっているように感じました。

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写真-3:京急蒲田駅雑色方状況

 雑色方にある踏切から撮影しました。こちらは配線上は既に切換後に対応しているため、切換時の動きは無いものと思います。

 ただ、切換後は本線側の分岐が必要無くなるため、棒線化することになりましょう。既にその兆候が分岐周辺のバラスト状況から臭わせる部分もあります。

 その場合、線形は下り線に沿った形となり、曲線がやや緩く、位置的には現在構築している仮高架橋のアプローチ部分に対して離れる形になります。

 仮高架橋のアプローチ部分のみ高架橋ではなく仮土留工による路盤構成となっていますが、ゆえに融通がきくとも言え、既に構築されている高架橋の柱を避けつつ、曲線を描きながら構内に線形を構成しそうです。

 京急だし(笑)。

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写真-4:蒲空2踏切から糀谷方面を望む

 京急蒲田~糀谷間も着々と高架橋が立ち上がって居ます。糀谷駅のほうから高架橋構築を進めているようで、杭施工機械は既に京急蒲田構内に近い場所まで進んでおり、柱・桁施工機械は写真に映っている通り、駅間半分くらい進んでいる状況でした。

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写真-5:糀谷駅から京急蒲田方面を望む

 直上高架方式で高架橋を構築しているのは駅間のみで、糀谷構内は上下線を切換えながら通常の施工方法で高架橋を構築しています。

 上り線が最近切り換えられましたが、既設の高架橋柱を上下線が挟む形になった事から、この線形で今後の高架橋柱の施工が出来るようになったという事なのでしょうね。

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写真-6:糀谷駅全景

 上りホームが仮設構造で下り線側にシフトした事が分かります。

 かなり狭いホームですが、上下線間には柱が立ち、ホームの後部に新たな柱を施工するとなると仕方のない所でしょうか。

 明日の(3)に続きます!!