2007年11月 5日

2007年11月3日小田急線工事調査

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 2007年11月3日に小田急線の複々線・3線化工事の進捗確認ということで、世田谷代田、梅ヶ丘、和泉多摩川、登戸、向ヶ丘遊園の5駅の状況を確認しましたので、報告します!!

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写真-1:世田谷代田駅

 世田谷代田駅ですが、下り線ホームの脇で駅部の地下函体工事に向けた準備工事が進捗中で、あわせて下北沢側に向けたシールド工事、環7部分のアンダーパス工事が順調に進んでおり、動きは大きいのでしょうが、見た目にはあんまり分かりません。

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写真-2:梅ヶ丘駅

 世田谷代田に向かって下り勾配区間になっており、今後の切換時に動きが出てくるものと思いますが、複々線化されない限りは分岐を勾配区間に設置出来ないことから、この状態が維持されることになろうかと思います。

 最終的には10両ホームになる訳ですが、まだまだ先ですね!!

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写真-3:和泉多摩川駅

 続いて和泉多摩川~向ヶ丘遊園間3線化工事区間の端部である和泉多摩川駅を見てみました。

 多摩川橋梁区間の下り線部分は半分程度架設が済んでいる状態ですが、残りの部分の完成に合わせて、和泉多摩川構内のアプローチ部分の工事は概ね完了していると見て良さそうです。

 ただ、現在の和泉多摩川駅は多摩川橋梁部分が上り線桁を暫定複線使用しているため、登戸方の線形が曲がっており、かつ複々線を複線にするため分岐を設置する必要性から、ホーム長が8両で、かつ上りホーム端部が暫定線形になっているんですよね。

 このホーム本施工は複々線の線形にならないと手が付けられない部分なので、動きが出てくるのはもうすこし先になりそうです。

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写真-4:登戸駅

 先日報告した状況から特に変化はありませんが、多摩川橋梁の施工状況がハッキリ見えたので写真を挙げておきます!!

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写真-5:向ヶ丘遊園駅

 登戸~向ヶ丘遊園間の下り線の切換により、下り線の位置が1線分ずれましたが、これは上り線の2線化を進めるためのスペースを確保するためでしたから、切換完了後のホーム部分は写真の通り不要な線路が撤去されていますね。

 ホーム登戸方の踏切を挟んで登戸方は撤去されていない事からして、上りホームの登戸方端部を下りホーム同様に線形変更することになるでしょう!!