2008年6月15日

メトロ副都心線の掲示物の表記について考える!!

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 先日、メトロ副都心線に乗ってみましたが、有楽町線と並行区間を持ち、かつ両線に優等が設定されていることから、運転面・施設面とも複雑な印象は否めないのかなぁと感じました。

 ダイヤはこなれてこないと何とも評価が出来ないので、とりあえずこの段階では施設面について考えてみたいと思います。要するに掲示物の表記です!!

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写真-1:渋谷駅の路線図表記(拡大できます)

 渋谷駅は東急管轄のようで、直通を待たずして掲示関係は全て東急仕様になっています。

 優等停車駅は色で示し、複数ある場合は複数色を用いるのは東急路線と同様ですね。

 時刻表の表記色と同様に急行は桃色、通勤急行は緑になっており、同系統色ではないため、通勤急行の和光市~小竹向原間各駅停車なのが分かりやすいです。

 シックでシンプルかつ分かりやすい感じで、後述のメトロ仕様と比べて好感が持てますが、表記内容という意味では要町~小竹向原間の有楽町線並行区間に関しては特に記載が無いようです。必要かどうかは何とも言えないところですが・・・

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写真-2:新宿三丁目駅の路線図表記(拡大できます)

 いわゆるメトロ仕様って奴ですね。並行路線の有楽町線の表記があり、更に有楽町線の準急停車駅についても記載があります(必要かどうか分かりませんが)。

 優等関係の表記については、通過する駅は真ん中に横棒がつきます。

 同様の表記は東西線にも見られるので、その点では統一的で良いのかもしれませんが、一点気になることとして、通勤急行の停車駅表記が優しくないという事があります。 

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写真-3:通勤急行の停車駅表記

 そもそも写真2のように記載自体がない箇所もありますし、ホーム上の掲示についても、下の方にある「この表記」に気付かないと、通勤急行がどういう停車駅なのかさっぱり分からないんですよねぇ~。

 東西線の通勤快速も同様の表記ですが、記載箇所が分かりやすいのと、朝ラッシュ時上りだけの運転なので、分かりにくくないのかもしれません。

 副都心線は夕ラッシュ時にも走りますし、せめて表記位置は考えたほうが良いように感じました。

 これらは、チューンナップされる可能性もあると思うので、あくまで初期段階に対するコメントという事で、感じるまま書いてみました。