2008年10月27日

京阪2008年10月19日改正ダイヤ分析 日中時

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 京阪2008年10月19日改正ダイヤについて、時刻表を手に入れましたのでダイヤグラムを作成してみました。

 改正内容について、簡単にコメントしてみたいと思います!!

 日中時ダイヤの上り・下りについてです。

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図-1:京阪2008年10月19日改正ダイヤ 日中時上り

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図-2:京阪2008年10月19日改正ダイヤ 日中時下り

◆全体のダイヤについて

 中之島線開業という事で、大きなダイヤ改正であることには間違いないのですが、ダイヤ自体は旧ダイヤに準じている部分も多く、ダイヤの格子は変わっていないという見方が出来そうです。

 具体的な変更点としては、

1.中之島~出町柳間に快速急行を新設(30分間隔)
2.快速急行運転に伴い、淀屋橋口の特急のうち2本を枚方市行に変更
3.急行2本を快速急行に格上げ、4本を準急に格下げ
4.区間急行は中之島系統として運転。2本はダイヤの関係で樟葉まで延長
5.京都方の各駅停車は普通6本から準急4本、普通2本に変更

 ざっくり書くとこんな感じでしょうか。

 中之島線系統が中之島~天満橋間を走るため、その分だけ走行距離は長くなりますが、急行を準急に変更したことにより、普通4本を萱島折り返しにして走行距離を減らせたため、トータルではそれほど増えてないように感じます。

 旧ダイヤでは萱島、枚方市で本数を間引くパターンでしたが、枚方市付近では利用率が低くなっていたため、淀屋橋・中之島の2系統それぞれに本数を確保すべく本数が必要なところ(旧ダイヤと同数ですが)、萱島で一気に本数を抑えたのは妥当な感じかと思いました。

 枚方市で特急と快速急行が接続を取る関係で緩急接続が行えず、やむなく区間急行を樟葉まで運転している部分は仕方ないところで、この部分を考慮して本数を抑えたという事はあるかもしれません。

◆接続関係について

 ほぼ旧ダイヤに準じています。

 京都方の三条、丹波橋は同様で、枚方市は前述の通り特急と快速急行が接続する場合を除いて維持されています。

 大阪方についても守口市での緩急接続は快速急行、準急いずれの場合でも確保されています。

 京橋における淀屋橋・中之島系統同士の接続については、区間急行と普通が相互接続します(下りの一部は快速急行がある前提で一部接続していない)。

 淀屋橋方面と快速急行連絡のため、上下とも接続する普通を他列車とやや時刻を変更して運転していたりと、細かい部分で配慮されています。

◆通しの特急削減について

 個人的には淀屋橋~出町柳間直通の特急10分間隔維持が京阪にとっては必須項目だと思っていたので、快速急行運転に伴う通し運転一部削減は正直驚きました。

 が、枚方市接続で乗換はあるもののスジ上は10分間隔を維持しているため、中之島線方面へのリソース振り分けを考えると妥当な判断かなと思うようになってきました。

 車両面で2扉特急の快適性云々も一瞬考えましたが、旧ダイヤの時刻表で11時~16時台の2扉、3扉運用の比率を調べたら、既に2:1なんですよね。そう思えば新3000系が特急に準じた設備で登場したことで、有る程度設備面でも納得できるかなと思ったり・・・です。

 運用上淀屋橋~出町柳間系統を2扉車、淀屋橋~枚方市間系統を3扉車運用で固定できる前提でのダイヤパターンという事なのでしょうね。

◆特急の所要時間について

 以前ダイヤ予想をした際に、特急の所要時間を重視して準急は淀屋橋~枚方市間で先着しないと踏んでいましたが、実際には先着するパターンとなりました。

 その結果、特急は上りの所要時間が53分から55分に増えました(枚方市まででは1分)が、運用は増えておらず、この程度なら良いのでしょうね。

 ただ、ダイヤはかなりタイトで、準急スジのキープがカギとなりそうです。守口市の緩急接続や、萱島における区間急行との接続に殆ど余裕がなく、実際どの程度の運行となるのか注目です。

 まぁ、特急は枚方市以遠で10分サイクルを確保する関係で上下とも枚方市で停車時間が長めに設定されているようなので、多少バッファはありそうです。

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 以上、ざっくりコメントでした。

 色々書きましたが、中之島線開業初期ダイヤとしてはなかなかのダイヤではないかと思います。

 大阪方はもう少し調整できそうな気もしますが、次回改正の際に再度考えてみたいと思います。

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あ、やっぱり準急逃げ切りパターンになった(祝)。
こうして図にしていただけると見やすくて助かります。

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