2008年12月 1日

2008年11月29日西武池袋線石神井公園駅工事調査

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 2008年11月29日に西武池袋線石神井公園駅の工事調査をしてきましたので、報告します!!

 石神井公園駅は高架橋構築に支障する橋上駅舎を仮地下駅舎化する工事が進められてきましたが、11月22日から地下駅舎を使用開始したとの情報を得たので、本日確認してきた次第です。

 夕方の調査になってしまったので、写真が暗くてすみません・・・

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写真-1:新設の階段は既存より大泉学園方に移動

 橋上駅舎がある場所にラップして地下道を構築するのは当然難しいため、既存位置の大泉学園方に地下道、階段が設けられました。

 池袋駅の出口が先頭部と真ん中にあり、前寄りの車両が混む傾向が顕著ですが、階段が後ろに移動したことで混雑面の変化があるのかどうかは興味深いところです。

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写真-2:新設の地下道状況

 新設された地下道は、自由通路の機能を有しており、通路の真ん中部分が自由通路、両端の部分が改札内という形になっており、自動改札は北口側、南口側に対して外向きに配置されています。

 まんなかの通路がやや曲がっているのは、池袋方の改札内にエレベータが設けられているためです。

 こうした一部が自由通路という配置は、相鉄の星川でも見られましたが、流行なのかもしれませんね!!

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写真-3:エレベータと改札窓口状況

 上下ホームと地下道間にエレベータが設けられました。

 地下道部分で見ると、上下エレベータの間に改札窓口が設けられています。

 前述の通り改札口が北口、南口側にそれぞれ設けられたため、改札窓口から離れているのはスペース上仕方なかったところでしょうか。

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写真-4:旧橋上駅舎状況1

 使用停止から一週間ですので、ホーム上部の部分はほぼ原形どおりの状態ですが、ホーム屋根から下の部分は綺麗に無くなっていました。

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写真-5:旧橋上駅舎状況2

 一方、線路から離れた部分は撤去作業が進んでいました。

 写真は高架橋構築側の状況ですが、工事のクリティカル部分という事ですぐさま撤去ということなのでしょうね。

 ちなみに線路の状況ですが、大泉学園側の上り線が下り線側に切り換えられていました。これで高架橋構築側のスペースは確保できたことになります。

 これから一気に土木工事が進んでいくでしょう!!