2009年3月12日小田急線向ヶ丘遊園~和泉多摩川間切換工事調査
2009年3月12日に小田急線向ヶ丘遊園~和泉多摩川間の上り線2線化切換工事の調査をしてきましたので報告します!!
切換自体は3月7日夜に実施されており、現地を見ると切換後も多少の作業があるような状況ですので、そのあたり含めてコメントしたいと思います。
現在の上りホームは、最終線形で言うところの外側線に向かって直線の線形になっているため、本線を新設の内側線に繋ぐためには、上り線側に線路を振る必要があります。
そのため、今回の切換で登戸方端部約1両分の範囲で線路を緩やかに曲げて、新設の内側線につなげました。
線路がホームから離れてしまうので、あわせてホームの張り出しを行っています。
この部分は副本線側も含めて仮設化されており、切換後少しずつ本設化されるものと思います。
切換後4日ということで、まだ分岐は残ったままですが、横に配置してあるレールが分岐撤去後線形に合わせたものであるため、近々にレールを置き換えるものと思います。
副本線の線形はたぶんこのままかな、と思います。
内側線と外側線が離れている部分が切換前分岐のあった部分です。
既に分岐は無くなっていますが、やはり分岐を避けた形で切り換えたという事ですね。
和泉多摩川駅は、登戸方の複々線~複線部分の暫定配線のレイアウト上、最終的に10両分のホームを構築するうち2両分がつくれなかったのですが、和泉多摩川~向ヶ丘遊園間の複々線or3線化工事の進捗に伴い工事が行えるようになりました。
あくまで将来計画としての整備であり、各駅停車は現行8両編成ですので、今回のダイヤ改正に合わせた整備ではなく、現在も進捗中です。
まぁ状況からして近いうちに完成しそうではあります。
これで一応機能的には完成ですが、内側線はもう一回線形の修正を行いそうな気がしますが、上下線間の高欄の線形を見ると、このままかもって思ったり。
前述の通り、ホーム延伸工事は上家・外壁構築中であり、その後のホーム面仕上げ等も営業部分ではないので、ある程度の期間で完了するものと思います。