2009年6月30日

東急大井町線延伸前の溝の口の朝ラッシュ時を見る!!

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 平日休み2日目です。

 昨日必死で原稿を書き終えたので、今日は一日自分の趣味に充てることにしました。

 メニューは以下の通り!!

 ・東急田園都市線溝の口駅朝ラッシュ時調査(7:15~8:35:80分間)
 ・JR南武線武蔵小杉駅工事調査
 ・京急本線・空港線京急蒲田駅付近連立工事調査
 ・京成押上線曳舟駅付近工事調査
 ・東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近連立工事現地事前調査

 順番にコメントしていきたいと思います。

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 まずは、東急田園都市線溝の口駅朝ラッシュ時調査です。

 7月11日に大井町線が溝の口まで延伸されるので、延伸前の状態を確認しておいて、大井町線にどの程度シフトしたか、田園都市線がどう空いたかが確認できるかと思い、ピーク60分を挟む80分間混雑状況を調査をしました。

 急行と準急が3番線を使用して交互発着を実施するのもあと少しという事で、その状況もあわせてチェックです!!

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写真-1:大井町線電留線を経由して3番線に入線する急行

 3番線に入線する事自体は今まで同様なので、特段珍しい訳でも無いのですが、電留線部分を通るのは約1ヶ月間ですので、なんとなく価値があるような気がしますね(笑)。

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写真-2:高津駅付近の渡りを経由して外側線に転線する急行

 この高津方の渡り線の使用についても、大井町線延伸後は青各駅停車が通るルートなので、日常的に見れる景色ではありますが、田園都市線急行が・・・という事で写真に収めてみました!!

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 さて、本題。

 大井町線延伸前の溝の口駅出発時の混雑状況のデータです!!

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図:東急田園都市線 朝ラッシュ時混雑状況調査データ(出発時)

◆混雑率について

 最新の混雑率を把握していませんが、ここ数年の数値を見ると、渋谷着段階は概ね190%程度と見て良いかと思います。

 溝の口発段階は断面輸送量比率で渋谷着の85%程度ですので、混雑率はだいたい161%程度が推定値になります。

 今回の調査の値は160.6%ですので、概ね近い感じになったのではないかなと思います。

 この160.6%(本日の調査における最混雑ピーク60分間平均)の内訳ですが、1本ある急行が191.8%、13本ある準急が179.0%、14本ある各駅停車が140.4%で、渋谷着段階と比べると、各駅停車が空いているぶんだけ混雑率が低いと言えましょう。

 大井町線延伸後はこれらの数値がどうなるかが楽しみです!!

◆溝の口の乗降状況について

 高津方からホーム状況を見ていましたが、階段が近い部分の乗降が多く、階段から離れた車両の乗降は殆ど無い状況でした。

 乗車は2分間隔に出発するいずれかの列車に乗る流れですが、準急の場合は階段付近の車両には乗れないと考えている人が多いのか、分散してまんべんなく乗車するのに対して、各駅は空いているので階段付近の車両に集中するのが特徴的でした。

 その準急も決してドア閉めにてこずるほどの混雑にはなっていないのは、平行ダイヤの賜物といえましょうか?急行ほどはやはり混みません。

 ドア閉めにてこずるケースは当然ありますが、以前と比べて少なくなっているように感じるのは6扉車の効果が出ているという印象は受けますね。

 溝の口の階段付近にちょうど6扉車が停車するため、どうせ座れないならと好んで選択している人が結構居るように見受けられました。

◆その他

 6扉が3両になっている時間帯が最ピークのようで、適切な位置に設定していることが分かりました。今後も増えていきますので、より遅延が抑制されるものと思われます。

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 とりあえず今回はこんなところで。

 次回、大井町線延伸後に同じ条件で調査してみたいと思います!!

 同時発車がなければ良いんですが・・・(苦笑)。