2009年10月 8日

京成線日暮里駅の案内表示をチェックする!! (1)

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 10月5日に調査した京成日暮里駅の案内関係についてコメントしたいと思います。

 なぜに案内関係を取り上げるかというと、成田新高速ルート開業を踏まえた準備がされている可能性が高そうだったからです。

 このタイミングで新しい設備をつくる訳ですから、極力準備をしておくのではないかと判断したわけですが、実際どうでしょうか?

 その(1)では、主要掲示物についてコメントします!!

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写真-1:一般列車用ホーム駅名標

 他駅でも見られる標準的な表示になっていますが、新しい日暮里ならではの特徴として、時刻部分、路線図部分にスカイライナー・イブニングライナー関係の表記が省かれた事があります。

 乗車ホームが別なので、記載があると逆に分かりにくいための配慮かと思います。

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写真-2:スカイライナー用ホーム駅名標

 一方、スカイライナーホームの掲示はスカイライナーとイブニングライナー表記に特化しています。

 上部の駅名表記部分は停車駅を示すとわかりにくいためか、青い帯部分が無くなっています。

 路線図の中間停車駅の位置をきちんと示している(駅数で均等割りした当該位置部分に記載)ようで、そういうこだわりはちょっと好きです(笑)。

 空港アクセスということで到着時刻を示す重要性が高いためでしょうか、全列車の全停車駅の到着時刻が記載されています。

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写真-3:一般列車用時刻表

 JR線連絡改札口のJR線側に対して掲示されているものです。

 一般列車の上下線が隣同士で並べられていますが、番線が0番線と2番線なのがやや違和感を感じるところでしょうか。

 ちなみに下りの方面表記は「船橋、千葉、成田空港方面」となっており、下記のLED関係の方面表記と若干異なっています。

 理由は・・・ ん~、分かりません。

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写真-4:スカイライナー用時刻表

 スカイライナーはホーム駅名標上の時刻表と同等の表記でした。

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写真-5:コンコースLED列車案内板

 久しぶりに日暮里駅を調査したので、いつから設置されているものか分かりませんが、コンコース階JR線連絡改札に対して正面に設置されているLED列車案内板です。

 フルカラーLEDで、スカイライナー、一般列車含めて5列車表記が出来るようになっています。

 種別の左側に空欄がありますが、下記ホームの掲示と同様に「経由」だと思います。おそらく成田新高速ルート開業時から表示がされることになるかと思います。

 以降の表記は列車種別、乗り場、発車時刻、行先と表記が並びます。

 この表記形態からすると、例えば既存ルートにも成田新高速ルートにも特急が走るといった「同じ列車種別」が設定される可能性もあるかもしれませんね。経由を示せば果たして分かりやすいか?という部分はありそうですが、まぁあれば何とかなる部分もあるかと・・・

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写真-6:コンコースLED列車案内板のシール隠し状況

 ちなみに、左側のグレー部分は行先が示されていますが、一番上の「京成線」という部分を除いてシールが貼ってあります。

 その下には見たくなくても何か書いてあるなという事が分かり、目をこらせば表記が分かるような状況になっています。

 さすがに全部は分かりませんが、ぱっと見た限り、下半分スペースに現在表記されている内容が示されていることから、上部分に成田新高速ルートの表記があることが分かります。

 残念ながら、肝心の路線表記は凹凸がなくて読みきれませんでしたが、その下には「北総線・成田空港方面」とあるので、少なくとも京成上野駅から北総線部分の駅に停車する列車が設定されることは想定しても良さそうです(乗り換えという可能性もありますが・・・)。

 その下には「京成本線」という表記があるので、新ルートに対する従来ルートの表現が「京成本線」ということになるようです。

 そうなると、新ルートは「京成○○線」という表現になるのでしょうか?

 個人的には「京成新空港線」といった分かりやすい路線名または愛称が出来ると思っていますが、はてさてどうなりますか??

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写真-7:ホームLED列車案内板

 ホーム上のLED列車案内板も、コンコースと同様に種別欄の左側に経由欄スペース(下記の通りシールで目隠ししています)があります。

 その上の行先表示欄は全面に渡りシールが貼られていまして、恐らくコンコースと同様に「北総線・成田空港方面」の要素が追加されると思いますが、路線名を書くスペースが無かったら、北総線だけ追加かもしれません。

 上部ステッカーは凹凸が無かったので表記は読みきれませんでした・・・

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写真-8:ホームLED列車案内板シール隠し状況

 目隠し状況の説明は良いですね。こんな感じで誰が見ても分かる状況です。

 恐らく経由欄もフルカラーLEDでしょうが、文字が列車種別と同等の大きさとなると、2文字程度しか入りません。

 路線名が入るなら「本線」「北総」といった表記は出来そうですが、高砂まではいずれも本線を通る形なので、適切ではないかもしれません。

 けど、それしか無いかなぁという感じ?

 駅名ならば、行先に従うと「船橋」「新鎌ケ谷」といった表記なると思いますが、コンコースの案内板の新ルートが「北総線、成田空港方面」なので、ここに詳細な情報が入るとも思えず・・・

 やはり路線名表記が無難なところでしょうか。

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写真-9:コンコースLED列車案内板2

 このLEDはコンコースJR線連絡改札口に2箇所設置されており、停車駅が路線図式に示されるなど、より多くの情報を示すことが出来るようになっています。

 経由部分のスペースが空いているのは他のLED案内板と同様です。

 この路線図については興味深いので、明日のその(2)で詳細にコメントします!!

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写真-10:コンコースLED列車案内板2シール隠し状況

 LED脇のグレー部分は改札口のものと同様に上部の「京成線」以外がシールになっており、成田新高速ルート開業時を見越していますが、シールを剥がして変わるのは船橋・成田の上に「京成本線」という表記が追加されるだけです。

 スペースが狭いためか、新ルートの表記は追加されないようです。

 あくまで個人的な読みですが、写真-9を見ると、2枚のLED画面に対して、グレー部分の大きさが偏っている気がしませんか?

 固定治具パーツの位置から見ても、ややバランスが悪いんですよね。

 なもので、いずれ右側に左右対称のパーツが付いて、そちらに新ルートの情報が記載されるのではないかと予想します。

 当たるかなぁ(笑)。

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写真-11:コンコース案内板(一般列車用)

 その他コンコース内の表記については、こんな感じで新ルートを考慮した形にはなっていませんでした。

 何となくですが、スカイライナー関係の表記も含めて大きく変わりそうな感じなので、このタイプの案内板は交換が簡単そうだということもあり、新ルート開業時に交換しそうです。

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写真-12:コンコース案内板(スカイライナー用)

 スカイライナー関係の表記です。

 写真-11と同様にこちらも交換かなぁと思います。

 スカイライナーの車両イラストも当然変えてきそうな気がしますよね♪

 格好良い奴を期待したいと思います!!