2009年10月19日

相鉄線2009年11月1日改正ダイヤを分析する!! 日中時編

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 休みは休めているのですが、平日はバタバタしちゃって落ち着かない日々が続いています。

 そんな中、東京時刻表をゲットして初めて相鉄線がダイヤ改正をすることを知りました。

 星川の工事進捗に伴い切換が近いのが分かっていたので、時刻修正はあると思っていましたが、パラパラっと中身を見たら日中時の20分サイクルが21分サイクルに変更されていて、予想以上の大きい変更にビックリ!!

 改めて相鉄のサイトを確認しましたが、プレスには星川で快速と各停が緩急接続する旨と工事進捗に伴う所要時間増しか書いていないようですね。

 ん~、なんでこうなってしまったのでしょうか?

 単に減便したいなら以前に12分サイクル(パターンは違いますが)パターンを採用した経緯から見ても、他にやりようがあったと思いますし、間違いなく工事に伴うものとは思いますが、そのあたり新旧ダイヤを比較してみることにしました。

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図-1:改正前ダイヤ 日中時

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図-2:改正後ダイヤ 日中時

 改正後ダイヤは公式の記載どおり星川での徐行が反映されていますが、ニュアンスとしては下り各停だけかな?と思ったら、上り各停のみならず優等も所要時間が増えています。

 その結果上下で2~3分所要時間が増大しており、下りを基準とすると上りの到着が3分遅れる形となり、現行の優等4分折り返し、各停の6分折り返しに「あたり」が出てしまったというのがパターンを変更する理由かと思います。

 そのため横浜~海老名~横浜という1サイクルあたり3分の余裕を持たせて21分サイクルとし、横浜での折り返しを考慮して、快速と各停が上下とも星川で緩急接続するパターンになったという感じですね。

 一時間当たりの本数を減らすことで制約回避できるならば、たとえば快速を30分間隔にするといった方法もとれるかと思いますが、今回の場合は工事という大義名分があるので、あくまで既存パターンを維持したというのが実情なのかな?と感じます。

 状況によっては見直しがありそうな雰囲気もありますが、とりあえず様子を見たいところでしょうか。