2009年11月23日

京成金町線分離後のリソースの分配が気になります!!

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 少々前に成田新高速ルート開業時のダイヤについて考えてみましたが、その続きです!!

 先日ふと金町線分離時のダイヤについて、金町線分離の分は成田新高速ルートの輸送力増強に充てられるのだろうなと漠然と捉えていたのですが、それが何なのか、現行ダイヤをにらめっこしてあれこれ考えてみました。

 正直なところ何の結論も出てきませんでしたが、現行朝夕ラッシュ時ダイヤを全線でまとめてみたら、なかなか美しく出来上がったので、披露も兼ねてUPします!!

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図:京成本線・押上線・北総線 現行朝ラッシュ時ダイヤ

 金町線の朝ラッシュ時は10分間隔に6本が京成上野まで直通していますが、高砂高架ホームの使用開始がスタートした時点で京成上野への直通は無くなると想定されます。

 その際、高砂~京成上野間は毎時6本の普通が削減されることになってしまう訳ですが、輸送力的には4両編成×6本ですから、例えば8両編成の普通を仕立てれば、普通の輸送力を同じだけ確保しつつ、3本のスカイライナー(新高速ルート)スジを確保することだって出来ます。

 現行の朝ラッシュ時は通勤輸送がメインであり、ピーク帯にはスカイライナーが設定されていませんが、成田新高速ルートは本数も少なく、高砂~京成上野間の部分だけ何とかすれば・・・って感じがするんですよね。

 先日スカイライナーの終日で30本とか31本とか運転するとなると、日中時が40分間隔ならば、朝夕ラッシュ時は20分間隔で走らせるくらいでないと達成されないという想定をしたことに対して辻褄を合わせている部分もありますが、まぁ朝ラッシュ時もバッチリ走る可能性はあるんじゃないかなと思っています。

 とりあえず、金町線スジ6本のうち3本はスカイライナーに割り振ることと予想しておきます。

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 残り3本については、京成本線の高砂以遠を見ると、スジを増発する余裕は殆ど無さそうに感じられるので、成田新高速ルートの一般列車、おそらく優等になるのかな?と思います。

 成田新高速ルートの一般優等もほぼ終日20分間隔運転ということが(とりあえず現時点では)挙げられているので、それを根拠にすれば、朝ラッシュ時も設定がされるだろうってことですが、この列車を押上線方面に設定することが出来るかどうかがポイントになります。

 京成上野方面は金町線の本数減で3本の増のバッファがありますが、現行押上方面に設定されている本線系統の6本の快速特急、北総線系統の3本の特急のうちいずれか3本を京成上野方面に振るというのは、輸送状況を考えると無理な感じがありますので、一番自然なのは成田新高速ルートの一般優等列車は単純増発の形として京成上野まで走らせることかな?と思っています。

 この想定だと、高砂~京成上野間はスカイライナー3本、成田新高速一般優等3本、本線系統通勤特急3本、普通9本の18本となりますが、普通をほぼ等間隔にしても毎時6本減はやりすぎかな?という感じもするわけで、近いうちに日暮里口の利用状況が見たいところですね。

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 まぁ京成本線系統が白紙ダイヤ改正をする可能性も高いので、冒頭書きましたとおり「よく分からない」というのが今の正直な感想です。

 LED表示状況から本線系統の通勤特急が維持されそうだ・・・という根拠だけで現行ダイヤが維持されると踏んでいますので、そりゃ自信が無いわけです(苦笑)。

 とりあえず、上記の想定でダイヤが組めたら、次回UPしたいと思います。