2010年2月17日

2010年2月6日東急東横線渋谷~代官山間地下化工事調査

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 2010年2月6日に東急東横線渋谷~代官山間地下化工事状況を徒歩移動しながら調査しましたので、報告します!!

 といっても地下工事ですので、外から見て確認できる変化は微々たるものでして、今回は多少の動きが感じられた部分についてコメントしたいと思います。

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写真-1:代官山駅渋谷方状況

 現在、代官山駅は仮ホーム化と、渋谷方の掘削に先駆けた軌道仮受工の工事が行われています。

 以前調査した際には木製覆工で完全に覆われた状態だった場所が、写真の通り一部撤去が始まっています。

 土留工等重機械を使用する作業が概ね完了したという事なのでしょうかね。

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写真-2:渋谷1号踏切道から代官山駅方を望む

 代官山駅の渋谷方と同様に、アプローチ部分は既存の線路下の掘削が行われるため、軌道仮受工の工事が進められています。

 渋谷1号踏切道の代官山方がちょうど工事まっさかりで、状況がよく見えました。

 小田急線の下北沢付近の仮受と似た状況ですね。

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写真-3:渋谷1号踏切道から渋谷駅方を望む

 渋谷方については覆工状況から、既に軌道仮受工は完了しているようです(見える範囲では)。

 こうなってしまうと、あとは地上から工事の進捗が確認できない訳ですな・・・

 仕方ないので、さっさと渋谷方に移動してみました。

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写真-4:JR線交差部状況

 JR線の交差部においては、JR線の軌道を仮受けする施工が進められているようで、埼京線の上り線が工事桁構造に変わっていました。

 今後残りの3線も同様に工事桁構造に変えるものと思われ、その後地下部でトンネルが横断するものと思います。

 見えないのが残念ですね・・・

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写真-5:JR交差部~明治通り間の矩形トンネル構築現場付近

 JR交差部から渋谷方にかけては、既存高架橋の真下に矩形トンネルを構築する区間ですが、ネットの記事の記載から、2009年4月より渋谷方から340m掘進し、2010年1月に到達とあります。

 340mというのは概ね明治通りにあったシールド発進立孔からJR交差部付近までの距離ですので、そこまで完了したという事になりますね(念のためネット検索して確認、正しいようです)。

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写真-6:シールド発進立孔付近状況

 上記の通りシールド工事が完了したことに伴い、以前は周囲を壁で覆っていたシールド発進立孔付近は解体作業が進められているようです。

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 見えない工事が続くため、工事進捗があまり感じられませんけれども、また暫くしたらチェックしたいと思います!!