2010年3月19日

2010年3月19日JR武蔵小杉駅工事調査

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 2010年3月19日にJR武蔵小杉駅工事調査をしてきましたので、報告します!!

 16日に一通りの施設調査をしたものの、夜だったので工事的に気になる部分が出てきてしまいまして、非番の本日再度訪れてしまいました(苦笑)。

 関係工事も合わせて確認してみました。

 以下コメントです。

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写真-1:横須賀線ホームから見る本設連絡通路状況

 横須賀線ホームの西大井方端部から構築中の本設連絡通路を見ることが出来ます。

 線路下を横断する部分はまだ工事真っ最中のようですが、構築が可能な範囲は先行して構築しているようです。

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写真-2:本設連絡通路構築箇所状況

 暫定連絡通路の仮フェンスのうち、一部が透明パネルを使っているので、本設連絡通路の構築状況を確認することが出来ます。

 写真-2は横須賀線ホームの階段を降りたあたり、本設連絡通路から暫定連絡通路に切り換わるあたりの状況です。

 写真左側中央あたりに見えているのが本設連絡通路位置でありまして、下床部分の鉄筋が見えていることから、延伸されることが分かります。

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写真-3:新設連絡通路(構築完了部分状況)

 写真-1で確認が出来た、既に構築完了している函体部分状況です。

 東海道新幹線、横須賀線横断部は若干通路のレベルが下がっており、そこに至るため下る構造になっているようですね。

 手前に見える柵は、柵の手前がエレベータに向けてレベルで進んでいくための柵であると思います。

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写真-4:横断部状況

 東海道線と横須賀線の線路下横断部の状況です。

 まだこれから施工という状況です。

 アングル的に状況が確認できませんが、暫定通路の反対側のヤードに推進する四角形の鋼材が並んでいたことから考えると、着々と進んでいるのだろうなという感じです。

 一番手前の線路は線路切換した新下り線ですので、当然この部分は横断通路構築を踏まえた形になっていますね。

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写真-5:南武線下りホームの連絡通路部の支持桁構造

 南武線の下りホーム側の連絡通路部分ですが、支持する桁が現行通路よりも線路側に張り出しています。

 あたかも将来ホームとして改修できるかのような状況ですが、実際にはどうなるのでしょうか?

 仮に停止位置を変更するとなると、目測で2両分程度川崎方に動くような感じで、その場合立川方の先頭車は現エスカレータを降りたあたりになりそうです。

 ありえそうな感じもありますが、今後の状況を踏まえて・・・という条件付構造というセンもあるかもしれません。

 現在の暫定状態が解消してから手を付けるというのが現実的な感じかな?と思います。

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写真-6:上りホーム連絡通路階段部状況を外から見る

 上りホームからの連絡通路階段ですが、先日コメントした通り幅が狭く、エスカレータが設置できないような状況でした。

 外から状況を見れば納得の状況で、出来る限りの幅を確保した結果ということが分かります。

 計画ではエスカレータ等も設置される形だったと記憶していますので、今後何らか動きがあれば工事が始まるのかと思います。

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写真-7:新人道地下通路(南武線上り線側)状況

 今まで、南武線を横断する施設として「子供トンネル」という線路下横断箇所がありましたが、JR横須賀線武蔵小杉駅の工事と平行して、新設の人道地下通路の工事が進められ、昨年10月から切換られていたようです(ノーチェックでした)。

 新設人道地下通路はエレベータも設置され、従来のものより利用しやすい形になっています。

 なお、上り線側は階段を設置するスペースが長く確保できない事から、エレベータ周囲をらせん状に階段が設置されています。

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写真-8:新人道地下通路(南武線下り線側)状況

 下り線側は直線的に階段が設置されています。

 エレベータは南武線の連絡通路のエスカレータ部分直下に配置されるなど、同時に工事を進めているからこその状況になっています。

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写真-9:綱島街道から見る連絡通路状況

 右側は仮設暫定通路として使用している部分で、奥の本設連絡通路の左側は仮フェンスで覆われて未使用になっているのは、先日コメントしたとおりです。

 こちらは線路横断部以外の構築部分はまだこれからといった状況ですが、施工が難しい箇所から施工していく感じなのかな?と推測します。

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写真-10:暫定連絡通路設置状況を外から見てみる

 暫定連絡通路状況を外から見てみました。

 ちょうど東海道新幹線下になる部分ですが、既存の構造に沿って設置されているのが分かりますね。

 最初にこの場所を見た時、ここを使って連絡通路を構築するのかなぁなんて思いましたが、それが暫定ですから、やはり利便性を確保するというのが大事なのだなと思ったり。

 この部分はこの部分で何か今後も活用しても良さそうな感じはしますね。

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写真-11:東海道新幹線交差部付近状況

 東海道新幹線の線路下横断箇所を綱島街道から望んだ状況です。

 とにかく目立つのが列車防護の柵が頑丈かつデカイということ。

 新幹線の工事ですから、ここまでやるのも納得な感じですが、ここまで防護が必要という事は、それなりの施工が行われるという事ですよね?

 どんな感じの工事がこれから進んでいくのか、興味深いところです!!