2010年6月25日

京急全線の配線他調査をした一日!!

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 月初めに京急の配線調査をするって書いていたのを思い出し、今日しかチャンスが無いなと思ったので一気に全線を巡ってきました!!

 いや、大鳥居~羽田空港間以外・・か(苦笑)。直前に確認したばっかりなのでね!!

 配線調査がメインでしたが、せっかく「ほぼ」全線乗り回すのですから、工事状況や利用状況など見ました。

 そのあたり含めて一日の流れをコメントしたいと思います。

 工事調査部分は後日詳細にコメントさせてください!!

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写真-1:品川駅で朝ラッシュ時状況を調査!!

 ちゃんと浅草線を使って泉岳寺から品川まで移動し、朝ラッシュ時の混雑調査を行うことにしました。

 実のところ京急の朝ラッシュ時って調査したことがなく、混雑状況がさっぱり分からなかったので、いつかやりたいなと思っていましたが、遂に機会がやってきました!!

 最混雑区間が戸部~横浜間という事で、混雑率も同区間しか示されず、品川口ってどういう状況なのか?ピークはどの時間帯なのか、ワクワクしながら上りホームで80分調査を行いました。

 状況については明日コメントしますが、率直な感想として12両編成の混雑の偏りが予想以上に大きいことに驚きました。

 品川で4両を切り離す特急はまだしも前列車品川止まりの快特も偏りがあったりして、混雑率がある程度に留まっている路線ではありえる状況ではありますが、他の路線とはちょっと違う感じでしたね。

 ダイヤ改正効果もあってか、エアポート急行が最混雑列車になっていましたが、特急の空いた車両を見て、これで良いのか?という気も・・・

 なかなか難しいものです。

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写真-2:糀谷駅をチェックする1

 京急蒲田まで移動した後、まずは空港線方面を目指すことにしました。

 大鳥居以遠は特段変化は無いだろうと思い、大鳥居折り返しで手を抜きましたけど(苦笑)。

 京急蒲田駅付近の工事が着々と進んでいるため、一応糀谷駅で下車しましたが、どうやら既存の改札口とは別の臨時改札が構築されているようでした(近日使用開始くらいかな?という読みでしたが、後で調べたら6月末から使用開始されたようです)。

 案内関係も若干ながら分かりやすくなるよう改善(明示追加・強化)されていますね!!

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写真-3:糀谷駅をチェックする2

 高架ホーム部分の上りホーム(最終系の)側の仮フェンスに、羽田空港←→京急蒲田・品川という案内が追加されていました。

 両方向運行をより分かりやすくするためかと思います。

 工事については旧上り線側施設撤去が進められている状況なので、高架フロアの変化は特段無かったように思います。

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写真-4:大師線で小島新田へ!!

 糀谷や京急蒲田の工事状況は別にコメントさせていただくとして、大鳥居でコーヒーブレイクした後、京急蒲田、京急川崎で乗り換え、大師線で小島新田を目指しました。

 大師線も最近調査したばかりですが、こちらは工事の動きが地味に変化しているため、きっちり確認しておこうという感じかな?

 なんでオイラは小島新田にこれだけ足を運んでいるのか、よく分かりません(笑)。

 産業道路~小島新田間の配線変化はなく、小島新田駅の周囲を確認しましたが、少しずつ外こう工事が進んでいるくらいかな?

 大きく状況が変わるのはもう少し先のようです!!

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写真-5:仲木戸駅をチェック!!

 再び京急川崎に戻り、普通車で横浜方面を目指しました。

 快特で移動すればラクなのでしょうが、仮に配線に動きがあってメモれない時に下車できないと拙いので、普通をチョイスせざるを得ません。

 構内配線チェックのため神奈川新町で下車しましたが、構内がよく見れるよう上りホームに移動したら、エアポート急行が快特を待避するタイミングでした(先日UPした写真です)。

 エアポート急行は空いていますが、旅行カバンもチラホラ見えています。直後の快特に乗っても、結局は同じエアポート急行に乗ることになるならば、最初からエアポート急行に乗りそうな(横浜駅の案内の仕方にもよりそうですが)感じもある訳で、結局のところ空港利用客はそれほど多くないという事なのかもしれないなと感じた次第です。

 続いて仲木戸駅で下車して、ホーム延伸部のチェック!!

 仲木戸はほぼ完成状態をチェックしていたので、特段変化は無いだろうと思っていたら、既存部分のホームタイル、舗装が改良されているではありませんか。

 延伸のみならずこのタイミングでホーム施設全体の改修を行うのですね。

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写真-6:杉田駅をチェック!!

 仲木戸から普通に乗り続けて杉田まで移動しました。

 普通で横浜~上大岡間を乗り通したの、ものすごく久しぶりかも。

 横浜までの閑散としていた車内が横浜で一気に増えるも、戸部~弘明寺間で少しずつ減っていく感じの流動で、横浜に対する近距離移動が少なからずあるなぁと感じた次第。

 ただ、前列車間隔が短い場合は利用も少なく、10分等間隔ならば、エアポート急行が多少フォローする前提で輸送力は充分なんだろうなとは感じたかなぁ。

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 続いて杉田駅で下車して、ホーム延伸部をチェック。

 まだ上家の工事はこれからといったところでした。

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写真-7:金沢文庫をチェック!!

 金沢文庫は先月の調査で上り副本線部分が切り換わったため、今回は詳細に配線調査しました。

 ホーム拡幅部分の本設化はこれからのようです。

 あ、そうそう、前ダイヤで見られた普通から快特へ乗り換える流れが少なくなったことに気づいたのはこの調査をしていた時です。

 快特が金沢八景に停車するようになった影響が出ているのかもしれないなぁと思い、金沢八景で状況をチェックすることにしました。

 ・・・が、お腹も空いてきたため、まずは新逗子を目指すことにしました♪

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写真-8:新逗子駅に停車中のエアポート急行

 昼食を済ませ、再び金沢八景に戻って、浦賀・三崎口を目指すことにしました。

 逗子線は10分間隔でそれほど混雑する路線ではないため、8両のエアポート急行はガラガラです。

 この状態ですから、金沢八景に快特直後に到着するスジのため、金沢八景においても、金沢文庫においても集客が期待できません。

 であれば快特停車駅以外の集客に期待するのは自然なことで、エアポート急行の停車駅設定にもある程度の妥当性を見出すことは出来そうです。

 ある程度と書いたのは、停車駅が少なくとも快特の直前スジならば集客できそうなので・・・

 金沢八景で下車する人は快特に乗り換える訳ではなく本線下り方面利用ですかね?

 近距離利用もあるから当然かな。

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写真-9:金沢八景で乗降状況をチェック!!

 金沢八景でそのまま利用状況を眺めてみました。

 下りは快特からの下車が結構いて、停車化の効果が分かりやすく出ていますね。

 普通への乗り換えが少ないのは緩急接続駅が金沢文庫だからでしょうか。金沢八景利用以外は文庫乗り換えのままという感じかな?

 上りは逗子線からの普通、浦賀からの普通ともに若干下車があり、そのままホームで快特待ちをする流れが見られました。

 金沢八景からの利用者も普通をやり過ごしている所を見ると、快特狙いが多いみたいです。

 金沢文庫よりも座れる可能性が高くなるためでしょうね。

 こういう部分はダイヤ改正すぐに変化すると思っていましたが、確実に定着しているようです。

 10分サイクルに3本設定ですから、金沢文庫、八景でダブル緩急接続をしても良さそうな印象を受けましたね。

 無駄に待避する必要はありませんけどね・・・

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 ちなみに金沢八景の段階で快特は空席がありますし、普通は閑散としています。横浜付近で適正な輸送力になっているため、当然といえば当然なのですが、逗子線方面も裏が方面も4両で丁度良いくらいの感じではあります。

 横浜方面の利用を考えると普通は6両必要なところで、そのあたりの輸送力調整が難しいところですね。

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 続いて普通に乗り浦賀を目指しました。

 堀ノ内に到着し、後続の快特と接続になりますので、その状況をチェック!!

 普通から久里浜線方面利用と思われる快特待ち利用者がホームにそれりに居り、快特到着後に快特から普通に乗り換える人も居ました。

 堀ノ内における快特と普通の接続は分岐点接続という意味で機能していると見て良いでしょう。

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写真-10:浦賀駅に到着!!

 ものすごく久しぶりに浦賀駅に到着!!

 配線の変化はありませんでしたが、駅施設は大きく変化していました。

 浦賀駅といえば高台に位置する駅ですが、エレベーター等バリア施設が無い駅だったようですね。

 エレベータ設置とあわせて駅舎改修が行われているようで、大方出来上がっている状況でした。

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写真-11:三崎口駅に到着!!

 一旦堀ノ内に戻り、三崎口まで移動しました。

 この区間も久しぶりの利用ですが、配線の変更もなく車窓を眺めて観光気分を味わってみたりして!!

 三崎口駅もバリアフリー施設設置に伴う駅舎改修を行っているようでした。

 浦賀駅もそうですが、なんとなく昔の京浜急行(あえて略さず)のイメージが残っているのが末端区間という印象だったので、寂しく感じたりして・・・

 折り返し時間があったので、当面延伸しないであろう油壺側の頭端部を眺めつつ、再び都心方面を目指すことにしました。

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写真-12:京急久里浜駅状況

 京急で都心まで出ても良かったのですが、せっかくなら別ルートが良いかな?と思い、京急久里浜まで出てJR横須賀線に乗り換えることにしました。

 京急久里浜駅は上家の延伸工事が行われており、三崎口方のホーム上には柱位置と思われる部分が仮囲いで囲われていました。

 始発列車設定駅ということもあり、利用者にはありがたいところでしょう!!

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 以上、駆け足で「ほぼ」全線を乗り回しました。

 やっぱり現場・現地を見ると発見があるなぁというのが率直な印象です。

 今後とも配線調査を一つの機会として、色々な路線に定期的に乗っていこうと思います!!