2011年5月12日

2011年5月7日JR嵯峨野線施設調査(1)

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 2011年5月7日にJR嵯峨野線の複線化施設の調査をすることが出来ましたので、2回に分けて報告したいと思います。

 その(1)として、京都~円町間の3区間です!!

 オイラとしては数年ぶりの乗車ということもあり、変化に驚きというのが正直なところ・・・(汗)

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動画:JR嵯峨野線京都~嵯峨嵐山間複線化工事区間完了状況確認前面展望

<京都~丹波口間>

 京都~園部間複線化といった表現をどこかで見たような気がしていたのですが、実際には京都駅構内に一部単線区間が残っているのですね。

 用地スペース、京都線他配線状況からするとここは致し方ないという事なのでしょう。

 しばらく進んで京都線から離れたところで分岐があり複線になります。

 出発から単線区間を抜けるまで1分40秒程度ですので、余裕を見て丹波口同時発着くらいのタイミングで組んでも以前よりダイヤは組みやすそうです(ダイヤ検証はしてません・・・)。

 さて、丹波口側の複線区間ですが、梅小路のデルタ線の合流部までの下り線側が新設軌道になっています。

 デルタ線合流部の先は以前はシーサスであったことが枕木跡から確認できますね。

 その先は以前から複線区間でした。

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<丹波口~二条間>

 丹波口~二条間は以前複線でしたが、既存線を上り線として下り線側に新しい線路を敷設しました。

 丹波口駅付近の軌道はスラブ構造になっていますが、線路付替え部分はバラスト軌道になっており、以前の線形が読み取りやすいです。

 線路は曲がっていますが、上り線側が直線側で分岐側が現下り線のスラブ軌道の端につながる感じでしたかね?(記憶あいまい)

 丹波口駅を出ると、新設下り線に向けて若干の曲線区間を通り、新設の高架橋区間となります。

 軌道構造は弾性マクラギ直結軌道になっており、既設構造とは異なっています。

 しばらく進んで嵐電を超えたところで、新設高架橋構築側が反対の上り線側になり、以前の単線線路が斜めに進んでいく線形はマクラギ跡から追えますね。

 二条駅手前の部分の分岐は無くなっており、上り線側にあった安全側線側に新しい上り線軌道を敷設したような状況になっています。

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<二条~円町間>

 二条~円町間は以前から複線区間でしたね。

 真新しい施設も見られず、特段変化は無いようですので、参考動画ということで!!

 その(2)に続きます♪