2011年10月 2日

2011年9月25日京急線工事調査(1) 大森町編

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 2011年9月25日に京急線(京急蒲田連立関連、杉田、金沢文庫)の工事状況調査をしてきましたので、順次報告していきます。

 その(1)として大森町駅の状況です!!

 下り線駅施設構築にあたり、地上ホームを上り線側に移設している状況をチェックしてみました。

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写真-1:仮ホーム起点方状況

 仮ホームは旧上り線部分に設けられており、位置的には既存ホームとほぼ同じ位置といったところでしょうか。

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写真-2:仮ホーム中央部状況

 見て分かるとおり、直上高架方式で高架橋を構築しているため、見えている下り線の真上が高架下り線、仮ホームの上が高架上り線になります。

 すなわちホーム部分がその外側になりますが、下り線側の昇降設備は従来の下り線ホームの真上に構築する必要があり、ホーム幅員があまりない状況では施工が出来なかったものと思われます。

 そのための仮ホーム化であると思っていますが、仮ホームの外側部分も仮フェンスになっており、上り線は高架化されていますが、コンコース階構築に向けてまだ工事は残っているなぁというのが率直な印象です。

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写真-3:仮ホーム終点方状況

 仮ホーム終点方の状況です。

 仮設構造なので極めてシンプルですが、椅子があるなど改札口に近いことを考慮している部分があるようですね。

 ホーム幅員も柱端部まで確保するなどスペースを確保していますが、この付近が上り線外側に仮改札口を設けるだけのスペースがあることが関係していそうです。

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写真-4:仮設スロープ状況

 仮下りホームから改札口へのアクセスは、この仮設スロープを使うことになります。

 施設的な標準勾配で構築されたスロープですね。

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写真-5:改札口から仮設スロープを望む

 改札口から見ると、直進すると上り線ホーム、右に曲がると仮下り線ホームといった位置関係になっています。

 仮設ですので、手作り感あふれる案内掲示が良い感じです♪♪

 以上です。