2011年11月30日

メトロホームウェイの利用状況を見てみた!!

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 所用で仕事終わり後に千代田線を使ったのですが、表参道で暫く待てばメトロホームウェイの1本目が見れるという状況だったので、ホームでの特急券購入状況と出発時の利用状況を観察しちゃいました。

 ってことで、施設状況と利用状況についてコメントしたいと思います!!

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写真-1:メトロ直通ロマンスカー時刻表

 9月25日からのダイヤという表記になっています。

 目立つのは右側ベイリゾート号の運休という表記ですね。

 運休の理由は上記に書いてあり、有楽町線内のホームドア工事のためとのこと。

 あくまで工事中だからという事なのかと思いますが、ホームドアの工事箇所ってロマンスカーのドア位置に何かしら支障があるのでしょうか?

 完全には合わなさそうですし・・・

 案内の書き方からすると工事が終われば再開するのでしょうが、いつになるのかなぁ??

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 さて、本日チェックする表参道19:02発のメトロホームウェイ71号は夕ラッシュ時1本目の設定です。

 後続の2本が本厚木行で利用されやすそうな時間帯なのに対して、この71号は唐木田行なんですよね。

 成城学園前と新百合ヶ丘に停車させて利用しやすく設定していますが、なんとなく利用率が低そうな印象・・・

 ってことで実際にチェックしようと思った訳であります!!

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写真-2:ホーム上に設置されている特急券券売機

 表参道駅の特急券券売機は切符売り場に2箇所、ホーム上に1箇所あるとのことで、ラッチ外だと表参道駅の外からの利用者しか使えないことから、千代田線の他駅から、もしくは銀座線、半蔵門線からの乗換客が利用すると思われる、ホーム上の特急券売機に着目しました。

 チェック開始は20分前の18:42から。

 さすがにこの時間だと特急に乗ろうという人はあまりいないようでガラ~んとしていました。

 以降発車時刻までの特急券購入者数は以下の通り。

 18:42 2人
 18:43 0人
 18:44 1人
 18:45 1人
 18:46 2人

 18:47 2人 ※このあたりから購入列が出来る3~4人待ち
 18:48 3人
 18:49 3人
 18:50 2人
 18:51 2人

 18:52 3人 ※駅係員が機械脇にスタンバイ、特急券購入支援開始
 18:53 2人
 18:54 3人 ※列は4~5人待ち
 18:55 4人
 18:56 4人 ※列は7~8人待ち

 18:57 4人 ※列は10~11人待ち
 18:58 2人
 18:59 5人
 19:00 3人 ※列後部は購入不可と判断して列から外れる
 19:01 2人 ※19:01:28終了

 以上のような状況で、20分間で50人が特急券を購入しました。

 ある程度突発利用であろう直前買いとしてはそこそこに居るという印象ですね。

 まず、ポイントになるのは10分前に駅係員が機械脇に立ち、特急券購入のお手伝いをしているという事です。

 というのも、15分前から特急券購入列が出来初め、購入にてこずると列が一気に長くなるような状況だからで、10分前というタイミングは経験則的に購入支援が必要になる時間という事なのかなと思った次第です。

 どうも特急券購入の手順が幾つかあって、慣れている人は20秒くらいで買えるのですが、不慣れな人だと結構時間がかかっているようで、1台なのでその積み重ねが影響大ということのよう。

 駅係員は購入操作の支援をしつつ、次の人にはどこまで行くか確認するなどしてテキパキと捌いていました。

 それでも1人あたり15秒~20秒程度かかっており、1分間あたりの処理人数は最大4人、だいたい平均すると3人といったところになりますね。

 列車到着2分前あたりから列の後ろの人が離脱し始めます。

 列車到着で販売締切なので、列の人数から大方無理と読めてしまうのでしょう。

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 <19:02発列車の利用状況>

 [100%、90%、90%、100%、70%、70%、60%、40%、40%、40%]

 駅による車両の割当て等の仕組みは分かっていませんが、利用状況としては先頭側ほぼ座席が埋まっているのに対して、後部が半分以下となっていました。

 それでも唐木田行であることを考えると十分利用率は高いのかな?と思いますね。

 空席があるので、前述のとおり特急券の購入が出来ず、乗りたい人が乗れない状況はちょっと勿体ないなぁという気もしました。

 車内で特急券を購入するとプラス400円なので、無理に乗ろうとしないのも分かる状況ではあります。

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写真-3:ホームの乗車口案内掲示

 ロマンスカーの乗車口は6箇所あります。

 10両編成は1、4、5、7、8、9号車の6箇所、6両編成は1、4、5号車の3箇所です。

 乗車口を絞っていますが、車内移動が最大2両程度に留めてはいるようですね。

 4、5号車、7、8号車はドア位置が連続する形になるので、実質的な乗車位置は4箇所もしくは2箇所となり、ホーム上の管理がしやすくなっています。

 なるほどぉ~!!

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写真-4:特急券購入ステップ1

 券売機は列車到着1時間前からオープンするので、次の特急まで1時間以上空いていることから、一旦券売機前のシャッターが閉まる徹底ぶりです。

 先ほど、1人あたり平均20秒くらい購入に時間を要することが分かりましたが、どんな感じで購入するからその時間になるのか気になりました。

 60分前は購入する人が居なかったので、ちょっくら購入ステップを確認しました(ちなみに移動したので大手町駅です)。

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 まずは初期画面。

 特急券のみの購入であることが示されています。

 ラッチ内の配置なので、乗車券は持っていることが前提という事ですね。

 購入する人は「購入」、指定の変更をする場合「指定の変更」を押します。

 ここでは一般的な「購入」を押してみます。

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写真-5:特急券購入ステップ2

 乗車駅は「大手町」で固定になっており、降車駅を選択します。

 停車駅である「町田」と「本厚木」が表示されていますので、ここでは「町田」をチョイスしてみます。

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写真-6:特急券購入ステップ3

 次の画面は乗車人数と座席位置の設定です。

 デフォルトは「1枚」、「窓側」となっており、変更の場合は変更ボタンに触れる形になります。

 そして右下の確認ボタンを押します。

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写真-7:特急券購入ステップ4

 画面に購入する切符の券面が表示され、下に金額が表示されます。

 ここでお金を投入することで特急券の購入となります。

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 以上のとおり、手順はいくつかあるものの、基本的な買い方であれば押すボタンは少なく、操作もそれほど大変ではありません。

 が、不慣れな人だと選択するボタンがやや分かりづらい面があるのかもしれません。

 そのあたりの対応として、駅係員が購入支援をしていたのかなと感じた次第です。

 以上です!!