2012年1月24日

小田急線下北沢で夕ラッシュ時の利用状況を見てみる!!

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 今日は珍しく仕事がササッと終わったので、下北沢駅で小田急線の夕ラッシュ時の利用状況を1時間調査しました。

 一番混んでいる時間帯を見込んで実施した訳ですが、予想以上の混雑ぶりに驚きです!!

 以下、現地で感じたことをコメントしたいと思います。

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図:小田急線下北沢駅夕ラッシュ時下り列車出発時利用状況データ(18:30~19:30)

 <混雑状況について>

 快速急行と急行の混雑が厳しく、特に18時半から19時の30分間の混雑が朝ラッシュ時並みに厳しくなっています。

 4年前に似たような時間帯に調査をしたことがあったのですが、その際は150%くらいの混雑でして、夏休み期間中の水曜日という条件であることから通常よりは空いているだろうとは捉えていたのですが、こうして30%増しの数値になってしまうと、着ぶくれの影響か調査誤差を抜いても実際の混雑率はもう少し高かったのかなとは感じます。

 記憶が確かな今回の調査に関して言えば、下北沢駅の構造上利用が集中する中央付近の車両のドア閉めに手こずり発車が遅れている事実を確認出来ましたので、見た目で判断する調査方法であるため誤差はあるものと思いますが、満員に近い状況になっていることは確かであると述べておきます。

 その上で傾向を示すと、優等列車の基本格子は以前から変わらず、

 ・列車種別が持つ集客能力差
 ・新宿における前列車優等間隔(種別の違いも影響有)
 ・代々木上原における千代田線の接続本数、千代田線自体の混雑(前列車間隔)

 により決定されていると言えます。

 しかし、これはあくまで基本格子であって、結局のところ総ての列車がこれらの要因を組み合わせた結果の混雑率になっているようですね。

 例えば上記急行6本を見てみると、多摩急行の直後続行になる1本以外は195%程度の混雑率になっていますが、千代田線接続本数を見ると、1本だけ2本の千代田線を受けるのに差が出ていません。

 実のところ、多摩急行が後続にある場合、代々木上原行を敬遠する流れが少なからずあり、2本接続を受けても2本分の乗換までは受けないといったロジックがある訳です。

 ドア閉めに手こずるも何とか乗り切れている状況にはなっていると思うので、利用者の見送りまでは至っていないとは思いますが、どうでしょうか?

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 <快速急行の混雑について>

 快速急行の混雑率が4年前の調査と比べて高くなっていることが印象的でした。

 以前は直前に準急(新百合ヶ丘接続)が設定されていて、準急と混雑を分担する形になっていたため急行と比べれば空いていた訳ですが、ダイヤが修正されて準急が向ヶ丘遊園で快速急行を待避するようになったため、快速急行に利用が集中してしまったようです。

 快速急行の速達化と混雑のどちらを優先するのが良いのかは判断が難しいところですが、混んでいても早ければという事での現状の利用状況であると捉えれば、今のほうが良いのかなぁとは思いますが、ちょっと混みすぎという気もします。

 新百合ヶ丘まで準急が先着しつつスジが立っていれば良いわけですが、準急が向ヶ丘遊園以遠の各駅停車スジ確保の意味合いもあり、安易には変更が出来ません。

 新宿発の準急スジが多摩急行で、千代田線からの多摩急行スジが準急だと良さそうな気もするのですが、そこまで弄る話ではないですね・・・

 ん~、

 今回2本の準急を調査しましたが、2本目のほうが全体混雑率低下に伴い空いているのに、直後の快速急行は混んだままというデータが得られました。

 要するに準急利用者は後続の快速急行の混雑状況が分かっていて経験則的に分散利用している状況、快速急行利用者もまた混雑状況が分かっていて乗っている状況であると思われるので、現行ダイヤで良いというふうに考えたいと思います。

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 <急行と多摩急行の混雑について>

 多摩急行はダイヤ格子上急行との続行運転になっています。

 ただパターンの都合上か、急行の直前挿入になる場合と直後挿入になる場合があります。

 その違いは今回の1時間の中でも示されていますが、多摩急行が急行の直線運行となると、直後の急行と混雑が分散され、混雑バランスが非常に良くなりますね。

 多摩急行が後続の場合でも急行は他の急行と比べて混んでいる訳ではないので、パターンとして拙いという事は無いのでしょうが、出来るならば直前挿入が良さそうに思います。

 おそらく千代田線の直通スジ設定の制約によるところが大きいと思われますが、朝ラッシュ時に上りで新宿行の優等が千代田線直通優等の接続を受けるパターンがあるので、同様に夕ラッシュ時も新宿発の急行が代々木上原で多摩急行と接続した上で多摩急行を先発させることはできるのかなぁと思ったり。

 しかし、そうなると多摩急行の混雑が厳しくなるとも考えられ、安易に変えられない気も・・・

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 <各駅停車の混雑について>

 優等と比べれば空いており、前列車間隔で多少の混雑差はありますがほぼ一定であることが分かりました。

 経堂停車の多摩急行、準急が直前にあるかどうかによる差はあまり数字に出るほどの状況になく、各停であれば座れる確率が高いことや、準急は30分おきで狙える列車では無いことから、混雑面どうこうという感じではないようですね。

 ただ、これをして優等は経堂通過で良いかというとそういう訳でも無いので、多摩急行と準急は経堂停車という形が望ましいでしょう。

 逆に急行は今後抜本的な増発等が無い限りは今後も通過でないと厳しいかと思います。

 以上です!!

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朝とは違って各停と優等の混雑差が大きいため、「急行が夕方も経堂に止まるようになったのか?」と勘違いしたほど。
各停が最も混雑するのは下北沢前後でしょうから、ここで乗車率100%弱となる範囲内で各停を減便し優等を増やす方が良いと思います。
各停を全部8連にすれば、10分等間隔運転で十分ではないでしょうか。
千代田線からの寄与が大きいことも読み取れるので、私なら次のように優等を増やします:新宿発の準急を、「新宿発の急行(町田まで先着)」と「千代田線直通準急(本厚木行き)」に変更。

また、現行ダイヤの修正にとどめるのであれば、19:24発の準急を代々木上原で時間調整させて千代田線の接続を受けさせたいです。

すごい…

すごすぎる…

さいたま市ご在住なのに何故?!

あ(-_-)すみません
通りすがりの沿線住民です

自分、鉄ちゃんでもネットヘビーユーザーでも
何でもないつもりですが、あまりにも感動したので
ぜひともコメントさせていただこうかと!

路線検索では見えてこない最適な乗り方があるのでは?
と、ダイヤグラムを時刻表から素人なりに起こせのるかな~?
と思って何気なくググってここにたどり着いた次第です

快速急行がかえってラッシュを加速してると思われる現状
についての洞察が素晴らしいです
小田急の事業方針と通勤ニーズが乖離しているのを
ここ数年の利用で不満に感じてました

またちょくちょく拝見いたします
ではでは

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