2012年5月21日

2012年5月17日JR稲城長沼駅案内板調査

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 2012年5月17日にJR稲城長沼駅の施設調査をしましたので、報告します。

 京王線の調査をして、稲城長沼・府中本町乗換え武蔵野線で帰ろうとしたら、南武線が稲城長沼駅止まりだったので、ほんの思いつきです。

 前回下り線高架化切換をした際、施設は確認したのですが、案内板関係は詳しく確認していなかったので、改めてコメントします!!

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写真-1:駅名板

 暫定的に上り川崎方面で使用している3番線ホーム側の案内板は矢野口方、府中本町方いずれもシールが貼られています。

 現行の表記は矢印の向きから府中本町方面には行かず、矢野口方面にしか行かないという事になっています。

 すなわち、シールを剥がした最終形は矢野口方面には行かず、府中本町方面にしか行かないという事になる訳で、反対側4番線と同様にあくまで下りホームとしての使用方法になる訳ですね。

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写真-2:LED案内板

 LED案内板ですが、4番線については府中本町、立川方面の記載がありますが、3番線側はその部分がシールで目隠しになっています。

 その部分はうっすらと文字が確認でき、やはり府中本町、立川方面のみ記載されており、4番線側と同様の記載であることが分かります。

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写真-3:番線案内板

 番線案内板も3番線側の行先記載部分に目隠しシールが貼ってありますが、その部分の文字は確認でき、4番線と同様に府中本町、立川方面と記載されているようです。

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 以上の施設状況から、高架化工事が完成した場合、輸送力調整で上り川崎方面に対して稲城長沼折り返しを行うホームは上りホーム(おそらく2番線)になるものと思います。

 京浜東北線の南浦和・蕨と同様に、下り方面の稲城長沼止まりから後続の立川行きに乗換をする場合は別ホームにならないように、前駅矢野口で乗り換えをアナウンスする形になるのでしょうか?

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 日中時の快速運転に伴う輸送力調整は現在登戸で行われていますが、登戸でも同様にホーム別乗換になっている状況ではありますが、乗換時間の間合を確保した上での運用とは言え解消したいという部分もあるかもしれません。

 その場合、稲城長沼まで快速が通過運転すると、直前の各駅停車と接近してしまい稲城長沼での別ホーム乗換時間が確保できません。

 よって、仮に輸送改善で登戸折り返しが稲城長沼折り返しになっても、快速は登戸~稲城長沼間の通過運転はできず、現行と同様の停車駅にならざるを得ず、だったら登戸折り返しのままでも良いかという感じかもしれません。

 稲城長沼の配線はあくまで輸送力調整箇所および留置線という従前の機能に近い形のままかもしれませんね。

 高架化工事のスタンスから見てもそう感じます。

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写真-4:3番線発の上り列車時刻表

 ちなみに現行ダイヤにおける稲城長沼折り返しは朝夕ラッシュ時と夜間帯が主となっています。

 本数はさほど多くなく、折り返し番線が1線あれば捌ける規模なので、上りホームが折り返し列車の運用という形でも疑問は無いのですが、そうなると現行の3番線の使用方法はどういった感じになるのか?という疑問は浮かびます。

 前述南浦和では夕ラッシュ時等終点方の折り返し線を使用する形で南浦和止まりが下りホームを使用するケースがありますが、稲城長沼には立川方に折り返し施設がありません。

 本線折り返しが無いとは限りませんが、時間帯の制約はありそうかなぁ・・・

 通常の2面4線駅で緩急接続ベースの構造と見ると自然ではありますが、現時点ではそういう感じには想像できない感じです。

 臨時列車運転時の追越しとか、夜間留置とか、そんなイメージのほうが強いかな?

 まぁ分かりませんけどね。

 今回はこんなところで!!