2012年5月26日JR中央線武蔵小金井駅工事調査(1)
2012年5月26日にJR中央線武蔵小金井駅の上り線線路切換後の状況調査をしましたので、報告します!!
その(1)としてホーム階施設状況です。
今回は切換後調査という事で、比較対象の切換前状態については下記を参照願います。
<2011年10月30日JR線工事調査(2) 武蔵小金井駅編>
https://okiraku-goraku.com/2011/11/201110302-1.php
起点方ですが、上り外側線の使用開始がなされたのに合わせて、内側のシーサスの上り起点側の線形が変更されました。
上り内側線は配線的には繋がっていますが、使用停止されており、シーサスの駅側部に侵入禁止措置がなされています。
ホーム起点方の全景です。
高架2面4線ホームということで、地上駅時代とは大幅にイメージが変わりました。
って言うか、もう地上時代の記憶はありません(苦笑)。
前述の通り、上り内側線は使用停止中ですが、起点方については工事がある訳では無いので、特段柵等の設置はありませんでした(端部にちょっとありましたけどね)。
ホーム終点方については、上り内側線の線形変更に伴うホーム改修範囲において仮囲いが設置されています。
手前部分の養生マットで覆われている範囲もホーム改修範囲のようですが、ホーム上流動を考慮してか仮囲いは設置されていません。
順次改修していける範囲という事なのか、作業進捗と合わせて仮囲いが設置される可能性もあるのかな?
仮囲いが設置されているのは、終点方の階段まわりから端部までの範囲です。
階段まわりのホーム端部状況から、仮設材料を本設のタイルに置き換える作業を行い、その後ホームタイルを設置する流れでしょうか。
こうした手間も、上り内側線の線形を微妙に変更する必要があるからですね。
切換前はやや下り線側に向いた線形でしたが、今回の切換で新設のシーサスに繋げるべく上り外側線にシフトさせました。
そのあたりの手間は入出区の関係がある車庫併設駅ならではといったところでしょうか。
終点方については、上り外側線・内側線を本設ルートにするとともに、下り内側線と上り線を繋ぐ渡りが撤去されています。
従来の配線は上り線からの入庫を行う際、1線しかない上り線を占用しないよう下り内側線に進行できるような形だったのでしょうか。
上下線間にはまだ旧線が残っていますが、順次撤去されていくような雰囲気です。
上り外側線の状況ですが、下り外側線と同様のデザインで形状で整備されています。
暫定部分は無く完成形であると言えそうですね。
あとは内側線の再整備でホーム施設は工事完了といったところです。
その(2)に続きます!!