2012年11月 8日

京成線2012年10月21日改正ダイヤを分析する!! (1)

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 遅くなってしまいましたが、京急線蒲田駅付近完全高架化に伴うダイヤ改正と合わせて実施された京成線(北総線)のダイヤ改正内容について分析したいと思います。

 今回は日中時ダイヤに主眼を充てることとし、その1として押上線・成田スカイアクセスの下りについてコメントします。

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図-1:新ダイヤ

 新ダイヤですが、スカイライナーが時間帯により本数が見直されており、従来の60分間に2本という設定が崩れています。

 一般列車についても押上線系統の青砥・高砂折り返しの本数設定が幾分変わっているものの基本的な本数・パターンは変わっていません。

 とは言え、スカイライナーのスジが変わっていないのに対して、押上線系統のスジがパターンそのまま約12分スライドしているため、成田スカイアクセス線内のパターンも変化しています。

 具体的には、アクセス特急はスカイライナーを東松戸で待避するようになり、成田湯川での待避、単線区間での行き違い時間調整が基本的に無くなりました。

 北総線普通のスジも高砂の時間調整、矢切におけるアクセス特急待避が無くなり、新鎌ヶ谷でスカイライナーとアクセス特急を待避するパターンになりました。

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図-2:従来ダイヤ

 従来ダイヤと比較すると、パターンの変更が良く分かりますが、アクセス特急が青砥・高砂で京成本線特急と接続するパターンになるなど、新ダイヤのほうが全体的に時間調整が少なくなっているようです。

 成田スカイアクセス開業時のダイヤもそれなりにパターンがバチっとハマっていたため、京急線側のダイヤ修正で京成線側はそれほど変わらないのかなとも考えていましたけど、やはり今回のパターンが本来のパターンなのかなぁという感じです。

 スカイライナーの本数設定を時間帯により多少変えてきたところは利用状況を踏まえてのものかと思いますが、一般列車のパターンは今回のパターンを見据えていたような気がします。

 簡単ですが、以上です!!