2012年11月23日

2012年11月14日京王線調布駅付近の地上区間を歩く (4)

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 京王線の調布駅付近地下化から約3ヶ月が経ち、旧地上施設にも動きが出てきたところであると思います。

 そこで、京王多摩川駅から西調布を経由して国領駅まで歩き、地上施設の状況をチェックしましたので、順次報告したいと思います。

 その(4)として調布駅起点方状況です!!

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写真-1:東口側横断通路状況

 東口改札付近の状況ですが、地下化時に新設された横断通路まわりは切換後と変わっていません。

 周辺の地上施設を撤去しない事には変えようがないという感じでしょうか。

 こちらも終点方の横断通路と同様、自転車は降りて通行する運用になっています。

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写真-2:地上施設起点方状況

 東口側の仮橋上駅舎関係はまだ残ったままで、橋上駅舎からホームへの階段も残っています。

 これらは大型重機で一気に撤去するだろう事を考えると、ホーム等の地上施設を撤去してヤードを確保してからかなという感じでしょうか。

 地下駅舎への昇降設備新設との兼ね合いもあるのかもしれません。

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写真-3:起点方踏切状況

 起点方の踏切だった部分も終点方踏切と同様に線路側に柵を設置し、道路化しています。

 車道部と歩道部がカラー分けされているのも同様ですね。

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写真-4:踏切から駅側を臨む

 踏切から駅側を見たアングルです。

 軌道の億に見えるのが地下東口に降りる階段部分でして、それ以外の部分は殆ど切換後の状況であることが分かります。

 比較的切換後の状態のままという事で、撤去の順番として後のゾーンという事なのかと思います。

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写真-5:踏切から布田方を望む

 反対側については逆に動きが大きく、地上施設は殆ど撤去されている状況です。

 地下函体の上面がむき出しになっており、一部その上部に施設を構築しようとしている感じになっているため、その関係の進捗なのかなと思います。

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写真-6:調布駅起点方状況

 もう少し布田側に進んでみると、軌道が残っていて、その上に敷き鉄板を引いてヤードにしているような場所もあります。

 やはり工事が発生する場所の施設撤去は急いでいるという感じなのでしょうね。

 その(5)に続きます!!