2012年12月18日

2012年12月16日西武線所沢駅施設調査(1) 改札内編

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 2012年12月16日に西武池袋・新宿線所沢駅の改良工事状況の調査をしました。

 11月に改札を一か所に集約する施設切換が実施され、池袋・本川越方のホームへの昇降設備も使用開始がされています。

 それら施設状況を確認したいと思います。

 その(1)として、改札内コンコース他施設状況です!!

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写真-1:改札口全景

 改札機能を新駅舎部の1箇所に集約したことに伴い、暫定使用開始時には6列であった自動改札列は5列増強され、合計11列になりました。

 真ん中部分にIC専用列も設けられており、幅広通路は両端付近に計2箇所設けられています。

 両方向通行可能な形で整備されているので、フレキシブルな運用が可能ですね!!

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写真-2:改札内コンコース全景

 新駅舎暫定使用開始時には、写真の奥側になる池袋・本川越方の昇降設備が設置されていませんでした。

 それは従来の乗換こ線橋があったためですが、新駅舎使用後に撤去が進められ、新駅舎の昇降設備としてエスカレーター・階段が新設されています。

 仮フェンスが撤去され、開放的な状況になった印象です!!

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 さて、各ホームへの昇降設備状況を見ていきましょう。

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写真-3:1番線ホームへの階段・エスカ(本川越方)

 新設の本川越方の階段、エスカレーターの状況です。

 階段を真ん中に挟み、エスカレーターが左右に配置されている形です。

 上部案内板は下りエスカレーターとなる部分にLCD案内板が設置されています。

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写真-4:1番線ホームへの階段・エスカ(西武新宿方)

 反対側、西武新宿方の階段・エスカレーターは、暫定使用開始時と同様の状況になっており、エスカレーター1基が未構築の状況です。

 当該部分は旧施設の撤去に絡む部分ではありましたが、その関係でまだ完成できていないようですね。

 おそらくエスカレーターが2基使用開始されれば、左側のエスカレーターが下り用になる(LCD案内板の配置から)ものと思いますが、現時点では上り運用になっています。

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写真-5:2・3番線ホームへの階段・エスカ(池袋・本川越方)

 続いて、2・3番線ホームへの新設階段・エスカレーターの状況です。

 施設レイアウトは1番線と同様で、LCD案内板は2方面対応で2枚設置されています。

 行先案内板のうち、池袋方面に関して一部目隠しがされているのは、既に東急線方面直通時対応がなされているからです。

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写真-6:2・3番線ホームへの階段・エスカ(西武新宿・飯能方)

 反対側ですが、1番線と同様にエスカレーターが1基の暫定状態になっています。

 線路に挟まれたホームなので、支障物は無いと思うのですが、新駅舎暫定使用開始時点ではホーム中央部の昇降ルートがこの階段に限られることから、ホーム幅確保を優先したのかもしれません。

 切換時のホームをチェックしていなかったので、今となっては推測ですが・・・

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写真-7:2番線ホームの仮囲い状況

 上記、エスカレーター未設置部分のホーム階の状況ですが、このような形で仮囲いが設置されており、エスカレーターの工事を進めている状況です。

 昇降ルートが2手に分かれる事で、この仮囲い設置状況を良しとした雰囲気ですが、どうなのでしょうか?

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写真-8:4・5番線ホームへの階段・エスカ(池袋方)

 池袋線飯能方面ホームとなる4・5番線への階段とエスカレーターの状況です。

 LCD案内板については2・3番線と同様に2枚設置されています。

 方面としては単一ですが、番線に対して1枚設置するスタンスのようですね。

 なお、4・5番線については、反対側のエスカレーターも2基稼働しています。

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写真-9:エミオ所沢状況

 改札内コンコースの東口側にエミオ所沢という商業施設ゾーンがオープンしています。

 面白い所として、上部に「とこてらす」という休憩スペースがあり、テーブルとイスが配置され、そこからコンコース全体を眺めることが出来る事です(トップ写真もとこてらすから撮影)。

 ちょっとした息抜きに良い感じの場所でした!!

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写真-10:構内案内図

 今回の施設切換により、新駅舎の構内はこのようになりました。

 前述の通り、1番線、2・3番線ホームのエスカレーターが1基稼働していない状況ですが、完成すればこの図の通りになります。

 その(2)に続きます!!