2012年12月29日

埼京線の武蔵浦和始発の設定を再確認!!

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 先日、赤羽駅で埼京線の朝ラッシュ時の利用状況を調査し、3月改正で赤羽発列車1本が武蔵浦和発になるとの事で、現状の始発設定について確認しておきたいと思います。

 以下、コメントです!!

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写真-1:朝ラッシュ時の上り方面時刻表

 <始発列車確認>

 武蔵浦和駅の時刻表には始発列車表記が無いので、確認してみましょう。

 7~9時台の始発列車は以下のとおりです。

 7:02、7:21、7:28、7:45、8:00、8:10、8:56、9:24 計8本

 上記時刻表の発車番線と照らし合わせてみると、7:21と9:24の2本が4番線発車となっていますが、他6本は下りホーム内側線の5番線発車になっているのが分かります。

 朝ラッシュ時の上りホームは武蔵野線からの乗換客が同じタイミングで流れ込むため、混んでいるため、そこに始発狙い待ちをバッティングさせない措置と言えます。

 7:21が4番線なのは、7:28と7分差のため5番線だけで折り返しが捌けないという事でしょうか。

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 <折り返し間合>

 上記8列車の折り返し間合を確認してみましょう。

 7:02 → 下り着6:54(折り返し間合 8分)5番線
 7:21 → 下り着7:10(折り返し間合11分)4番線☆
 7:28 → 下り着7:24(折り返し間合 4分)5番線
 7:45 → 下り着7:37(折り返し間合 8分)5番線
 8:00 → 下り着7:51(折り返し間合 9分)5番線
 8:10 → 下り着8:05(折り返し間合 5分)5番線
 8:56 → 下り着8:50(折り返し間合 6分)5番線
 9:24 → 下り着9:17(折り返し間合 7分)4番線☆

 概ね8分前後の設定になっており、短い列車で4分といったところです。

 先の7:21の4番線設定ですが、一応1本あとが3分後入線のため支障している訳ではないようですね。

 ただ、上りのダイヤが乱れるとタイトになってしまいますし、始発待ち2列車が短い間合だと、決して空いている訳ではない下りホームも人が滞留してしまうため、その意味で分散しているのは妥当な感じかもしれません。

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 <新ダイヤの延長列車設定は?>

 先日コメントしましたが、埼京線内の混雑緩和したい時間帯は赤羽発8:00~8:15あたりという事で、武蔵浦和基準で見ると7時台後半になり、現行の約15分間隔の始発設定の中に追加挿入する形になります。

 現行のように連続する時間帯という事で4番線を活用するのか、それとも始発列車時刻を大幅に変更して、5番線だけで問題無く設定できる形にするのかは、何とも言えない感じです。

 4番線を占用するとなると、武蔵浦和における緩急接続をさせない形(南与野待避)にする必要があるため、出来れば5番線だけでこなしたいところですが、どうなりますでしょうか?

 とりあえず今回は状況の確認という事で、機会があったら武蔵浦和駅で現地調査をしたいと思います!!