2013年7月12日

東急東横線跡地を歩いてみる!! (1) 東白楽~反町間編

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 東急東横線の東白楽~横浜間が地下化されて久しいですが、跡地が歩けることは知りつつも機会がありませんでした・・

 が、今は赤い沿線民でして、機会がやってきました!!

 2回に分けて跡地状況についてコメントしたいと思います。

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写真-1:東白楽~反町間アプローチ付近状況

 二ツ谷公園から東横線のアプローチを観たアングルです。

 奥が東横線の線路で手前が東横フラワー緑道になっており、両者が逆勾配になっているのが面白いところです。

 東横線跡地部分の地上部に東横フラワー緑道を整備する形となりましたが、アプローチ部分は鉄道施設が地面レベルより上にありますので、いち早く東横線の上部に至るルートとしてこのような形状になっているのは面白いところです。

 その結果、公園隣接地部分のみ線路エリアから外れているだけで済んでいるあたりは、武蔵小杉の元住吉方で東横線をいち早く目黒線の上部に至らせるため、多少上り勾配になっている部分を思い出します。

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写真-2:アプローチ脇のスロープ部分状況

 アプローチ部分ですが人が歩く歩道ですので、勾配設定を抑える必要があり延長が長くなっているのは仕方ないところでしょうか。

 スロープが苦手な人には写真-1の左端に見えていますが、階段も併設されているので安心できるところでしょう。

 通路幅は交互通行が十分にできる幅がありますね。

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写真-3:アプローチ上部状況

 東横線が地下区間に至るまでのアプローチの天井部分に沿う形で地上まで下り勾配を進んでいきます。

 インターロッキングの通路の左右に植栽が施されていますね。

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写真-4:東横フラワー緑道の案内図

 緑道の至るところに東横フラワー緑道の案内掲示があります。

 緑道部分が緑色で示されており、周辺の公園等も含めて公園・緑道というくくりになっています。

 この緑道の位置づけが垣間見えるような気がしますね!!

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写真-5:東白楽~反町間中間位置付近状況

 元々は高架区間だった東白楽~反町間ですが、地上部分に緑道が整備される形になりました。

 一定スパンに植栽や換気塔が配置されています。

 左右の車道と切り離された形でインターロッキングの歩道になっており、景観に配慮されています。

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写真-6:所々にレールが配されています。

 所々にレール2本が配されている箇所がありました。

 こういうデザインは、他の廃線部分にもあったりしますが、結構好きです♪♪

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写真-7:反町駅手前で階段となります。

 地上部の緑道は反町駅の手前で終了となり、階段を上がって横浜方に進む形になります。

 国道1号(横浜新道)が反町駅の脇を通っていますが、この横断の意味合いから従来の高架橋を交差通路とした感じでしょうか。

 この道路の左右部分にエレベーターが整備されており、バリアフリー化されたこ道橋の機能を有している形となっています。

 先の区間は明後日のその(2)に続きます!!