2014年3月24日

JR南武線2014年3月15日改正ダイヤを分析する!!

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 JR南武線の2014年3月15日改正ダイヤについて分析したいと思います。

 稲城長沼駅の高架化工事が暫定状態ではありますが完成したことを受けて、従来ダイヤでは登戸折り返しであった日中時の区間運転の各駅停車を稲城長沼まで延長運転し、これに伴い快速が中ノ島と矢野口を通過することとなっています。

 ダイヤが明らかになるまではスジ調整程度かなぁと思っていたら、上下ともパターンを変更し、上りは武蔵中原、下りは武蔵溝ノ口で緩急接続する形となり、若干驚きました!!

 以下、日中時のパターンについてコメントしたいと思います。

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図:南武線2014年3月15日改正ダイヤ 日中時

 日中時ダイヤはこのようなパターンとなりました。

 上下とも快速が稲城長沼折り返し列車と接続するパターンとなり、かつ快速区間での追い越しもあるという本格的な快速運転となっています。

 従来のダイヤパターンから、快速と各駅停車との所要時間差上必ずしも追い越しが無くともダイヤが組めそうであったことから、オイラとしては川崎~稲城長沼間の追い越しは無いものと予想していたところですが、ダイヤをみてなるほどなぁという感じです。

 従来パターンは立川方の運転間隔が整っていたこともあり、川崎方のパターンをいじるという事は少なからずこの部分に影響がでると踏んでいましたが、やはりその影響は立川方のスジに出ているようで、最大で13分程度間隔が開く部分が出来ています。

 府中本町の時間調整で立川方はなるべく等間隔になるようにしていますが、このあたりが武蔵野線との接続等を考えたバランスといった感じでしょうか。

 快速運転区間の快速を挟む場合の運転間隔も13分程度になっており、この時間が許容している運転間隔と捉えると全体的にはまとまっているのかなと考えます。

 待避駅が上下で異なっている点として、快速運転区間の中間付近という事で上りについては配線上武蔵中原になり、下りは武蔵溝ノ口も可能という事で選定された感じでしょうか?

 利用状況がどうなるか気になるところではありますが、従来が各駅停車6本体制のダイヤでしたから、運転間隔が開いている部分には快速が挿入されている事を考えると、一部列車が混むという事はないかと考えます。

 機会があったら利用状況を確認してみますね!!

 以上です。