2015年3月 9日

東急目黒線の目黒駅で朝ラッシュ時利用状況調査をしました!!

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 今日はお休みだったので、1日かけて色々と見てまわりました。

 そのあたりは順次報告することとし、まずは東急目黒線の目黒駅で朝ラッシュ時の利用状況を約2時間確認しましたので、報告したいと思います。

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図-1:目黒駅利用状況データ(7:10~9:20)

 <全体の混雑傾向について>

 グラフを見ていただいて分かるとおり、8:00から9:00に1時間帯のピークがあります。

 最ピークは8:30頃になるのですが、8:00頃から続く緩急比率1:1サイクルパターンの関係で、急行が満員になる状況がピーク前半に連続する形になり、ちょっと混雑の捉え方が難しい感じとも言えます。

 平均混雑率は152%程度と、それほど混雑率が高い訳ではないため、急行が速達列車として選ばれている状況は、武蔵小山の緩急接続というパターンを考えると許容範囲かなと思えますし、各駅停車の混雑率を抑えることで定時運行を図ることを考えると、狙いとしては良い感じです。

 昔の京王線のダイヤのような手堅い1:1パターンといったところでしょう。

 目黒駅が明大前のような感じになっていますが、思いのほか目黒下車率が低く、地下鉄方面利用が多いこともあり、武蔵小山という比較的都心部で緩急接続をするパターンであっても、何が何でも急行に乗るという状況までには(満員は満員ですが・・・)なっていないのかなぁという印象です。

 急行の後続の各駅停車からも目黒下車は当然あり、三田線、南北線方面の行き先違いによる分散がある程度ある中、目黒下車を含めた速達需要を急行が一気に引き受け、その効果で各駅停車もスジをキープするというのが全体的な印象です。

 ただ、気になる部分が無い訳ではなくて、そのあたりは後述したいと思います。

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 <編成位置による傾向>

 グラフで分かるとおり、急行、各駅停車とも編成中の混雑差はあまりありません。

 目黒の階段位置の関係かと思いますが幾分1、3、5、6両目の利用率が高くなっています。

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図-2:データのうち気になるところをピックアップ!!

 <現行ダイヤで気になるところ>

 先日の新旧ダイヤ比較で、ピーク60分間のダイヤはけっこう変更が生じています。

 その理由が現行ダイヤの利用率に示されているのではないか?と思い調査しましたが、けっこう極端な混雑傾向になっている事もあり、分かりやすく気になるポイントを示してみました。

 まず、急行と各駅停車が武蔵小山で緩急接続するパターンの場合、急行に集中するのは当然なので、その混雑率差を平均値で均して緑色のラインで示してみました。

 こうすると時間帯別の目黒到着人数のイメージが持てますね。

 この緑色のラインが最ピークを山として均等になっていれば、急行の混雑も前述のとおり許容できるかなと思うのですが、部分的に飛び出ていたり、逆にへっこんでいる部分は調整ポイントになるのかなぁと思うところです。

 その観点で気になる列車を黄色でマーキングしてみました。

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 <8時頃の混雑率のバラつきについて>

 最初の奥沢発が比較的空いているのは良いとして、次の8:00頃の南北線連続となるパターンの2本が空いています。

 前後の状況を見ると、このタイミングがもう少し集客して、後の最ピークの山を崩す形が望ましいかなぁと思うところで、それが武蔵小杉始発位置の変更に繋がっているのかなと思います。

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 <最ピーク時の武蔵小杉発の日吉発化について>

 ピーク時の武蔵小杉発2本が日吉発になることについては、混雑面だけ見ると他の急行と比較して差は無く、さほど問題が無さそうに見えますが、橙色でハッチングした武蔵小杉発2本に囲まれている急行が、それまで遅延が殆ど無かったところで一気に遅延しているのが気になります。

 混雑面ではむしろややバッファがある列車になっていますが、大岡山で大井町線急行の接続タイミングだったり、何かしら弱点になっている可能性がありそうです。

 新ダイヤでは総てが日吉発となり、おそらくバランスは良くなるんだろうなぁと思います。

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 <8時半頃の混雑率の急降下について>

 8時半頃になると、一気に混雑率が下がるタイミングがあります。

 よくよく見ると、三田線系統が2本連続で、この2本が武蔵小山で緩急接続する形なのですね。

 8時頃の混雑率が低いのも南北線2本連続ですし、最ピーク30分間は別系統武蔵小山接続を徹底している事から見て、やはり気になる感じではあります。

 新ダイヤでは、最ピークのパターンは維持し、この2箇所の混雑率が低い部分は各駅停車率を高めた上で武蔵小杉始発を設定し、ピーク外側の時間帯は緩急比率1:1の時間帯を拡大しているというのは、きっとこうした状況の是正なのだろうと捉えています。

 新ダイヤでは、同系統武蔵小山緩急接続は最ピーク45分間を避けていますね。

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 新タイヤを先に知ってしまったため、多少利用状況をこじつけて分析している気がしないでもないですが、何となく現行ダイヤの是正ポイントはしっかりと修正しているのが新ダイヤのように感じます。

 よって、新ダイヤは期待できるかなと思います!!