2016年3月31日

2016年3月28日南海高野線・泉北線中百舌鳥駅利用状況調査

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 2016年3月28日に南海高野線中百舌鳥駅にて日中時の利用状況調査をしましたので、報告します。

 以下、コメントです。

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図:南海高野線・泉北高速線中百舌鳥駅利用状況データ

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 <全体の混雑傾向>

 優等と各駅停車の利用率差が顕著であった天下茶屋と異なり、優等のほうが幾分利用率は高いものの各駅停車の利用率もそれなりにあるのが特徴的です。

 この傾向の背景としては、急行・区間急行が堺東~北野田(泉北線内)間通過運転であるところ、途中区間の中百舌鳥における御堂筋線、三国ヶ丘におけるJR阪和線への乗換等含めた乗降が一定数あるということがありましょう。

 三国ヶ丘、中百舌鳥利用だと準急もしくは各駅停車に乗るしかない訳ですが、その結果バランスが良いという感じですね。

 難波方面利用であれば快速急行、急行、区間急行を利用する形でしょうから、その他各駅停車のみ停車利用客、中百舌鳥・三国ヶ丘利用客が各駅停車を利用する状況において、この利用バランスは高野線系統だけ見た場合、緩急比率1:1の妥当性を感じるところです。

 なお、北野田では緩急接続が無く、金剛で快速急行・急行の緩急接続を行うため、各駅停車の以遠の間隔にバラつきが出ているのはちょっとマイナスではありますが、金剛である必要が流動上あるといったところでしょうか。

 泉北線については、準急>各駅停車>区間急行という利用の大小が上下とも出ています。

 高野線と比較して、中百舌鳥から南海線の運賃が加算されるため、地下鉄乗換志向が幾分高いようには感じたものの、基本的な流動は高野線と同様かなと感じました。

 難波方面、中百舌鳥、三国ヶ丘いずれの利用でも使える準急が最も利用が多いのは、当然そうなるよなぁとは感じますね。

 区間急行が中百舌鳥段階では利用が少ないのが気になりますが、機能的には仕方ないところで、堺東からは南海線の優等として機能している面もあるため、アリと言えばアリですが、準急の状況を見ると少々引っかかる・・・という印象ですかね。

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 <下り方面について>

 調査時間帯の関係で、泉北線系統の各駅停車が高野線方面になっており、その上で泉北線系統始発各駅停車がある形になっています。日中時の通常サイクルだと千代田行の各駅停車の分が次の高野線各駅停車に加算されると思ってください。

 高野線系統は全体でコメントしたとおりバランスは良いものの、各駅停車の編成両数が4両だとむしろ優等よりも混む車両が出ているという部分はありますね。

 このあたりは数駅で解消される状態と判断することで許容するところでしょうか。

 泉北線系統は準急と各駅停車の利用率が高く、区間急行の利用率が低い形であるのが前述の通りですが、利用だけ見ればまぁ妥当かなと思うも、区間急行+各駅停車で準急の対というパターンであるため、毎時6本あるといっても運転間隔にバラつきがある(20分近く待つ)ことのデメリットのほうが気になる印象(中百舌鳥で延々と泉北線系統を待つ利用客を見ると・・・)です。

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 <上り方面について>

 概ね下り方面と同様の傾向になっています。

 泉北線は準急の利用=区間急行+各駅停車の利用という状況になっており(下りも同等)、パターン上の集客条件から見ると、概ね納得できるバランスではありますね。

 その観点で見れば区間急行も中百舌鳥を除く泉北線内は各駅に停車しているので、それなりに機能していると見る事が出来ます。

 となるとやはり中百舌鳥だけが気になる感じにはなってしまいますが、南海の施策上の都合という側面はありそうで、この程度のバランスであるとすると、まぁ良いという判断になるのかなとは思います。

 気になる点としては下りの高野線各駅停車と同様、泉北線系統の4両編成各駅停車は結構混む形になっているという事ですが、立ち客少々程度であり、中百舌鳥と三国ヶ丘で空く事を考えると大丈夫な訳ですね。

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 <まとめ>

 以上天下茶屋と中百舌鳥で調査をしました。

 ダイヤパターンだけ見ると、冒頭書きましたとおりやや変則的なパターンですが、利用面だけ見ると実はそれなりに配慮された形になっているということは伺えました。

 気になる点が無い訳ではないですが、次回補正をかけてくる気もしますので、その際に変更点を確認したいと思います。

 以上です!!

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