2016年4月 1日

2016年3月29日阪急神戸線朝ラッシュ時調査

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 2016年3月29日に阪急神戸線十三駅にて朝ラッシュ時の利用状況調査をしましたので、報告します。

 目的は3月19日に改正したダイヤの状況を確認することです。

 以下、コメントです。

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図-1:阪急神戸線朝ラッシュ時利用状況データ

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 <全体の混雑傾向>

 春休み期間で調査タイミング的にも利用が少ない点は予めご容赦願うとして、以前の宝塚線の調査と同様ですが、サイクル中のバランスを確認するということで分析していきたいかと思います。

 グラフを見ると分かるとおり、編成全体の混雑状況にあまりバラつきが無く、梅田や十三の降車条件を踏まえるとなかなかバランスが良いなぁという印象です。

 優等の混雑状況は最混雑が通勤特急で、次に混んでいるのが通勤急行、続いて特急と準急という状況です。

 普通は最も空いている状況ではありますが、それほど利用率は低くなく、上位優等・下位優等・普通で1サイクルを組む緩急比1:2ダイヤは妥当なバランスなんだろうなぁと感じるところです。

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 <サイクル中のバランスと混雑について>

 通勤特急が最混雑なのは、特急と対で設定されているなか塚口にも停車することや、その結果武庫之荘の利用も塚口乗換で集客できる形になっていることがあるのでしょう。

 以下にダイヤグラムを示します。

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図-2:朝ラッシュ時ダイヤグラム

 概ね「通勤特急+準急」が「特急+通勤急行」となっている事から、準急が西宮北口を通過し武庫之荘も通過なので、分担ロジック上そうなる感じは理解できます。

 通勤特急自体の利用率が通常期に混みすぎと判断されるならばバランスの是正をという感じでしょうが、そこまでの混雑になっていないのであれば、停車駅の少ない速達型優等が混んでいるのは定時運行上望ましいところかなとは考えるところです。

 増結の無くなった通勤急行が通勤特急に次いで混んでいる点について、西宮北口で通勤特急と緩急接続しており、武庫之荘と塚口2駅でなされる混雑状況であると考えると、まぁ妥当なところなのかなぁとは思います。

 通し利用も居るでしょうし、今回のダイヤ改正の一つのウリである増結省略による時間短縮も理解できるところなので、これはこれで良いのかなと考えます。

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 <ダイヤ改正の意図と効果について>

 増結施策については最ピーク60分間で見ると通勤特急4本と特急3本が10両編成という事で輸送力的には同じ状態を維持しています。

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写真-1:旧ダイヤ時の神戸三宮の案内掲示

 通勤特急の始発駅を神戸三宮駅にした事で、新開地や高速神戸においては利用できる列車が通勤急行に置き換えされる形になっており、本数は同等も始発恩恵がシフトした形になっているのが実態です。

 これは宝塚線のダイヤ改正も同様ですが、10両編成のまま始発にでき(運用面の狙いもありましょうか)、かつ施策上拠点駅にする意図が感じられるところでして、色々思惑はあるにせよ混雑面だけ見れば通勤特急が最混雑であるところから見て狙い通りかと思います。

 女性専用車の利用率の低さは導入数日ですので、今後もう少しシフトしていくものと思います。

 通勤急行3本の増結を無くした点は、該当3本が最ピーク時設定であることから見て混雑面の配慮だったかと思いますが、これは混雑率低下による整理という形かなとは思いますね。

 混雑が高ければ運行上の手間をかけてでもという事なのでしょうが、そのレベルではなくなったという事で、公式ソースにも記載されていますが、増結を無くすことで西宮北口の通勤特急と通勤急行の発車番線交換がなされるメリットもあるようで、全体を見ての判断なのでしょうね。

 以上です!!

##いずれ通常混雑時に調査をしてみたいです!!

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