2016年12月22日

2016年12月17日JR常磐線新地駅施設調査(2)

161222.jpg

 2016年12月17日にJR常磐線「新」新地駅の施設調査をしましたので、報告します。

 その(2)として改札内施設の状況です!!

161222_01.jpg
写真-1:ホーム全景

 対向式2面2線でホーム有効長は6両となっています。

 1線スルー方式の配線になっていて、行き違いが無い場合は駅舎がある直線側ホームを両方面列車とも使用する形です。

161222_02.jpg
写真-2:こ線橋全景

 2つのホームはこ線橋で結ばれ、階段とエレベーターが共用する形になっています。

161222_03.jpg
写真-3:原ノ町側状況

 ホーム部分は直線になっており、その先で合流する線形です。

 後述する岩沼側に行き違い有効長延伸のバッファを残しているため、原ノ町側はこれで最終形の構造になっています。

161222_04.jpg
写真-4:岩沼側状況

 ホーム部分は直線になっており、その先で合流する原ノ町方と対の構造です。

 しかし、柵の形状が線路に沿わず直線的な形になっており、高架橋区間の暫く先を望むと分岐挿入位置が確認でき、行き違い機能増強時に有効長を伸ばせる形になっています。

 ほぼ地上区間なので、山下や坂元に比べると準備施工は少ないようです。

161222_05.jpg
写真-5エレベーター状況

 エレベーターですが、こ線橋通路を使用する関係でホーム階のドアが改札から遠い側になっていますが、利便性を優先した形なのかと判断します。

 上家範囲がしっかりエレベーターの出口付近まで伸びているのも配慮と言えましょうか。

161222_06.jpg
写真-6:こ線橋通路状況

 概ね階段幅と同等の幅を有する形になっています。

 ほぼ平面ですが、エレベーター連絡機能もあるためか手すりが左右に設置されています。

 個人的に印象的だったのは、海側の通路窓が極めて大きなものになっていた事でしょうか。

 以前あった新地駅付近を含めて海が見通せる視界にぐっと来るものがあります。

161222_07.jpg
写真-7:エレベーター乗り場状況

 エレベーターの乗り場は通路が共用という事もあってか、乗降スペースが確保され通路より多少奥まった部分に乗り場があります。

 周囲に窓があるなど丁寧なつくりという印象でした!!

 以上です。