2017年3月 4日

四国・中国・九州調査の旅 1日目

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 年度末業務を終えたため、自分へのご褒美という事で3泊4日で四国・中国・九州エリアの調査を目的としたお出かけをすることにしました。

 初日の本日、四国エリアを満喫するため、先日東北から可能な限り遠くを目指した結果、何とか岡山入りすることが出来ました。

 よって本日は岡山から出発です!!

 詳細は別途報告するとして、一日の流れを記したいと思います。

 以下、コメントです。

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写真-1:岡山駅の施設を確認!!

 数年ぶりに訪れたとき、急激に施設が変わっていたり雰囲気が変わっていると驚きますよね。

 近年はLCDの案内が一気に増えたり、LEDの案内更新が頻繁に行われたりするので、記憶とのギャップにビックリするオッサンであります。

 岡山駅は改めてじっくり確認したいところ・・・ではありましたが、今日は四国に突入する日!!

 さっそくマリンライナーに乗り込みます♪♪

 ん~、瀬戸大橋を渡る時にテンションがあがるのは何でしょうかね??

 土木屋だからという事もありますが、青函トンネルとは違う高ぶりを感じます。

 自然へのチャレンジというか、施設の規模感とか、総てに萌えますわ♪♪

 瀬戸大橋は帰りにチェックします(進行方向四国方面はグリーン車なもので:苦笑)。

 車内は6時台の列車ですが座席が結構埋まっていましたね。

 瀬戸大橋を越えない利用も、超える利用もあるんだなぁ~と感じた次第です。

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 いつもは高松まで言ってから四国内をくまなく巡るというのが基本パターンでしたが、今日は坂出で下車して高知方面特急に乗換えです!!

 接続の良し悪しで移動が一時間変わってしまうのはちょっとなぁ・・・ということで、今回は後で高松に寄る計画にしていたので、20分乗換えで「特急しまんと」に乗り込みました。

 ディーゼルの特急に乗るとテンションが上がります♪♪

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写真-2:高知駅に到着!!

 高知駅に到着しました。

 高架化されたのは2008年でかなり時間が経ってしまっていますが、やっとこさ訪れることが出来ました♪♪

 非電化区間で前後区間が単線なのに2面4線構造というシチュエーションが萌えます。

 ホームに降りた瞬間に感じた独特な雰囲気にメロメロです!!

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写真-3:高知駅施設をチェック!!

 移動行程上2分割で調査時間があったので、まずは改札外状況を確認!!

 地方都市の代表駅は意匠が凝ったケースが多いので、その地域の文化だったり特産だったり、色々と楽しめますよね。

 高知駅の素敵な外観は、地元の杉材を用いたという高架橋を覆う形のアーチ状上家となっています。

 愛称は「くじらドーム」とのこと。

 なかなか格好良いです!!

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写真-4:とさでんの未乗区間に乗る!!

 さて、せっかく高知まで来たので「とさでん」の未乗区間を無くしておきたいところ。

 事前に過去の記録を確認したところ、乗車したのは高知駅前から御免町まででした。

 よって、今回は伊野側区間と桟橋通五丁目まで乗車できれば・・・という事で行程を調整しました。

 その結果JRで伊野まで行くことで何とか乗れることが確認できました(ホッ)。

 高知駅から出るワンマン普通は概ね1時間間隔で設定されており、特急接続に配慮されているようですが、車内はそこそこの利用があります。

 この列車が伊野行ということもあって、近距離区間で減っていくのは当然なのですが、このあたりが高知近郊利用が見込めるエリアかなぁと感じたり。

 伊野駅到着後は徒歩で少々歩いて「とさでん」の伊野を目指します。

 JR伊野駅の最寄は終点ひとつ隣の「伊野駅前」でして、目を先にやると終点が確認できたので、ちゃちゃっと移動です。

 乗らなければならない列車が後方から近づいてくる状況・・・あぶないあぶない・・・

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写真-5:なかなか趣きがある運転形態のとさでんです!!

 現地でとさでんの経営が数年前から変わっている事を知ったような状況でして、その部分に言及はしませんけれども、車内を見る限り市内電車という雰囲気というよりは地方鉄道の車内の雰囲気だなぁと思ったり。

 路線延長が比較的長く、JR線ともほぼ平行するという路線形態はよくあるパターンですが、車両が路面電車形態でも運転形態を見ると、そうじゃない雰囲気満載で、ちょっとテンションが上がりました。

 伊野から乗車して暫く単線区間だったり専用軌道だったり、地形の起伏があったりというのが驚きでしたね!!

 単線なので行き違いがありましたが、タブレットを使用する運行体制なのですね。

 調べてみたら、この単線区間21分間隔という中途半端なサイクルなのですが、施設制約から決まっているというか、この施設に合わせたダイヤという感じです。

 複線区間は5~6分間隔ですので、伊野方だけ見ると4本に1本が長距離運転、その他は近距離運転ということで、経営が変わったことも含めてなかなか厳しい状況なのかもなぁと感じた次第です。

 乗っていた列車の単線区間における利用客は少しずつ増えていく感じでしたが、適正な輸送力といったところでした。

 主たるところは近距離区間利用で、長距離区間は必要な輸送力=施設制約も含めてという感じかな。

 面白いところでは、日中時は全線通しの運行が無いのですね。

 そのあたり利用形態が伺える感じです。

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 はりまや橋で乗換え、無事に桟橋通五丁目まで乗車完了です!!

 高知駅に予定通りの時間に戻ることが出来たので、引き続き高知駅の施設調査をば♪♪

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写真-6:再び高知駅の施設をチェック!!

 高知駅のコンコース内の施設状況をチェックしました。

 ホーム有効長が短い中での昇降設備配置であったり、色々な面で興味深いところです。

 高架橋面がそのままコンコース天井ラインになっており、開放的な仕上がりですね。

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写真-7:特急しおかぜで松山を目指す!!

 さて、続いては松山を目指すことになります。

 時間に余裕があれば宇和島経由で行きたい所でしたが、それはかなわず、宇多津乗換での南風・しおかぜ利用の形となりました・・・

 松山に到着後、すぐさま伊予鉄の松山駅前に移動。

 ターゲットは未乗区間である市内電車の6系統の本町六丁目側の枝線部分です。

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写真-8:伊予鉄市内電車の未乗区間に乗る!!

 他の系統はそこそこ本数があり、路線網的に乗りやすかったのですが、この本町六丁目に向けての枝線部分は落とし穴というか乗ることが出来ていなかったのでした。

 時刻表を見ても本数が少なく、何と日中時30分間隔です。

 市内電車としてはなかなかに少ない状況で、しっかりと事前に時刻を調べて乗車することが出来ました♪♪

 終点の頭端部の先に他路線の踏切があるという、本町六丁目はなかなかナイスなロケーションでありました!!

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写真-9:大手町のダイヤモンドクロスに萌える!!

 ちょいと時間が余ったので、松山市駅から古町まで郊外電車に乗ってみました。

 IC導入関係での施設状況を確認したかったという事もありますが、どこの事例を見ても改札口まわりがすっきりしますよね。

 当初からIC導入前提の施設だともう少しミニマムになる感じで、若干スペースを持て余しぎみかなあとは感じるところです。

 ちなみにIC利用状況は市内電車も郊外電車も地元民と思われる方は大半がIC利用でしたね。

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 そうそう、大手町駅のダイヤモンドクロスですが、郊外電車と市内電車でそれぞれ通過してみましたが、何とも言えない乗り心地が堪らないです!!

 施設フリーク的にとって、実に貴重な場所であります♪♪

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写真-10:本日の宿泊は高松です♪

 ふたたび特急いしづちで高松を目指します。

 高松駅に着いて少々駅施設の調査をして、本日のメニューは終了です!!

 詳細ネタは後日タイミングを見て報告させて頂きます。

 明日に続きます。