2007年9月21日

TX2007年10月18日ダイヤ改正について考える!!

070921.jpg

 一昨日の夕方にTXを使った際、駅の掲示でダイヤ改正が有ることを知りました。

 一瞬興奮したものの、心を落ち着けて内容を見たところ、守谷~つくば間の増発と朝ラッシュ時の混雑緩和の2本柱が改正要旨ですかね。

 <守谷~つくば間の増発について>

 守谷~つくば間の増発については、正直よく分かりませんけれども、毎時2本の時間帯は3本にしたいという事と、夕ラッシュ時の優等はつくばまで走らせたい事から、この増発分を踏まえて上りの快速の運転間隔を見直したという印象を受けます。

 現行でも一部時間帯に守谷~つくば間の区間普通が設定されていますが、現行のダイヤにただ挿入しただけでは増発効果が少ない事を現地で少し前に確認していたため、基本的に疑問が残る部分はあります。

 まぁ、毎時3本をベースにする事により、次回改正のサイクル変更の一つの根拠にもなりましょうから(まったく勝手な予想ですが)、何かしら意図はあるのかもしれません。

 <朝ラッシュ時の混雑緩和について>

 個人的にはこちらのほうが気になるので、ちょっと考察してみます!!

 とりあえずプレスから読みとれる部分があくまで「部分修正」の範囲であると踏み、想定ダイヤを組んでみました。

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図:TX2007年10月18日改正ダイヤ(想定)

 ★混雑緩和を図るため・・の意図とは?

 混雑緩和を図るための措置として、快速の区間快速化と普通の増発が有るわけですが、まず「この混雑緩和を図るため」の意図を現状から伺ってみたいと思います。 

 一応昨年の12月に北千住で調査したのですが、最近右肩上がりで利用が増えているなんて話も聞きますので、手っ取り早く今朝見てきました(夜勤明け)。

 仕事に手こずって8:05~8:35の30分しか見れなかったので、12月の調査時における同じ時間帯と比較をしてみます。

 発時刻 種別 12月混雑 今回混雑  混雑差  遅延
 8:07 普通 1650p → 1710p (+ 60) 遅141秒
 8:10 区快 1800p → 1830p (+ 30) 遅89秒
 8:15 普通 1500p → 1530p (+ 30) 遅59秒
 8:17 快速 1860p → 1800p (- 60) 遅55秒
 8:22 普通 1530p → 1590p (+ 60) 遅168秒
 8:25 区快 1650p → 1800p (+150) 遅101秒
 8:30 快速 1620p → 1680p (+ 60) 遅58秒
 8:34 普通 1080p → 1170p (+ 90) 遅90秒

 最ピークの8時過ぎの列車は微増でしたが、8時25分の区間快速、8時34分の普通は増加したと言える変化が見られました。

 混雑面に関しては、このデータだけみる限り、快速と区快の混雑率がほぼ同じ、普通の混雑が優等に迫る利用率になっている事から、八潮待避を無くす前回のダイヤ改正は施策的に成功だったと言えそうです。

 しかし、普通の特に前寄り車両が優等に迫る混雑になってしまったためか、北千住到着時の遅延が顕著に見られました。その影響が後続の優等に影響しており、全体的に遅延傾向にあり、解消すべきレベルにあると言えるのではないでしょうか。

 よって、遅延の解消と混雑の分散化(弱点の解消)を図るためにダイヤの修正をしようというのが今回の改正なのだと思います。

 以上の現状分析から、次の2点が今回の改正の意図であるとオイラは判断しました。

 1)区間快速が快速と同等の混雑にあり、今後利用が増えてくると快速より混む事が想定されるため、区間快速を増やす事で混雑の分散を図る。

 2)普通の中で最混雑になっている8:07普通の混雑を軽減および遅延の解消を図る。

 もう少し詳しく書きます!!

 ★快速の区間快速化について

 1)について、快速も混んでいるといえば混んでいますが、今の時点で区間快速と同等なので、今以上混む時に区間快速だけが混むことが無いように、区間快速を増やしておきたいという判断だと思われます。 

 守谷発快速は、先のダイヤ改正で八潮追い越しが無くなった事により、快速の南流山~北千住間での徐行、秋葉原の入線の絡みでの徐行と、合わせて3分近く徐行があるため、実質的な所要時間の増が無いというのも決断の背景にありそうですね!!

 ★普通の増発について

 2)について、北千住8:07の普通が混んでいるのは、ピーク時という事もありますが、直前の優等が快速であるため、三郷中央~青井の利用客を総て拾い、かつ前列車間隔が開いている事が理由です。

 この直前の快速がつくば発で最も混む快速であることから、区間快速化が出来ないため、増発することになったと思います。他のサイクルはまだ優等に若干の余裕があるのですが、このサイクルは増発以外に手段が無かったという事でしょう。

 普通を増発するならば、快速の徐行を回避するため、快速だけは八潮で普通を追い越しさせる事も出来るのかもしれませんが、そうすると、南流山での快速の分担率が増えてしまうので、今回のようにサイクルを変えずに単純増発という形をとったのでしょう。

 残念ですが、この改善には車両が増える来年の改正を待つ必要がありそうです!!

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調査結果を興味深く拝見させていただきました。調査結果と改正内容を見比べ、
車両が増備されない段階としては上手い内容のダイヤ改正かなと感じました。

来年度に車両が増えたとき、またどんな改正をしてくるかが楽しみです。
「普通が八潮で区間快速を待避」という不味い設定さえ避けてくれれば良し。
増発が可能になるでしょうから、快速が八潮で普通を追い越すようにして速達性も確保してほしいです。
でも快速の増発は難しいのかな・・・次改正で停車列車数が増える快速通過駅で、また停車列車数を開業当初レベルまで減らすと反発を受けるかも。
欲を言えば、中途半端な区間快速という種別も整理してほしいです。

矢切さん、コメントありがとうございます。

私の見解は10月11日の調査結果に示したとおりで、今回の改正は概ね良い感じに機能するような気がします。

おそらく「区間快速が前より混んだ」といった意見が出るかと推測していますが、それは仕方ないかなと思います。

快速が八潮追越するパターンもやろうと思えば出来そうですが、南流山において対北千住で見た場合の前列車間隔をどれだけ狭められるかがポイントになるでしょう。

快速の直前に八潮退避の普通があり、さらにその直前に区間快速があるようなパターンなら追い越しが出来るような気がしますが、全体的なバランスはどうでしょうか???

ちなみに私の区間快速の印象は、混雑調査の結果から「ダイヤ成立のバランサー」なので、停車駅の面では中途半端とは思っていません。

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