2014年3月22日

小田急線2014年3月15日改正ダイヤを分析する(2)

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 小田急線2014年3月15日改正ダイヤの変更点について「小田急時刻表」をゲットしましたので、時間帯別に分析したいと思います。

 その(2)として、日中時ダイヤです!!

 基本的なパターンは変わっていませんが、細かい点で変更があるようですので、以下コメントしたいと思います。

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図-1:小田急線2014年3月15日改正ダイヤ(下り)

 下りに関して、時刻修正以外のパターン変更という意味では、区間準急の成城学園前~向ヶ丘遊園間のスジが修正されました。

 具体的には、向ヶ丘遊園で急行と特急を2本待避するパターンから、和泉多摩川で急行を待避して向ヶ丘遊園で特急を待避するパターンになりました。

 以前採用していたパターンに戻ったと言え、従前パターンに変更した意味合いに区間準急停車駅から下り方面の利便性向上があったものと思われ、その効果が薄かったのか、スジ上の余裕を持たせたいという別の狙いのほうが意義があったのか分かりませんが、何かしら狙いはあるのでしょう。

 区間準急が成城学園前で時間調整する形になっていることから、上りからの流動が概ね切れる成城を分界点として、下り方面に向けてベストなスジにした感じでしょうか。

 各駅停車が成城学園前待避と経堂待避に2分しており、その補完が区間準急スジとなる訳ですが、こうも変わると位置づけが難しいのかなぁという印象です。

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図-2:小田急線2014年3月15日改正ダイヤ(上り)

 上りについては、各駅停車の本厚木~相模大野間のスジに変更がありました。

 従来が同区間無待避設定だったのに対して、新ダイヤでは海老名待避の設定になりました。

 相模大野もしくは町田で時間調整して、以遠は従来同様のスジになっているようで、併せて江ノ島線の町田直通スジも多少変更していることから、このあたりの調整という事かと思います。

 厚木から起点方の利用を考えると海老名接続のほうが利便性は高く、下りと同様になったと思えばこれはこれで良いのかなと思う次第です。

 以上です!!