No.39 南海本線泉佐野駅 日中時(13:39~14:09)

konzatu_data39.jpg

【調査条件】
 ・平成18年8月27日(日)
 ・泉佐野駅難波方にて30分間(1サイクル)発車時の混雑を定点観測(ラピートは除く)
 ・運行状況はほぼ正常

【調査目的】
 ・オフ会で訪れたため、南海本線の現行ダイヤを知るべく、泉佐野における状況を確認する。

【調査結果の要点】
 ・一般車のみ対象として考えると、下りは空港急行、上りは特急サザンの利用客が高い。
 ・混雑の面で見ると特急サザンの編成中央部の利用率が高い。
 ・全般的に立ち客が出る区間ではなく、特に普通の利用率は低い。

konzatu_data39.png

【考察】

 グラフを見て最初に分かることは特急サザンの編成中央部の利用率が高いという事です。和歌山方面の速達列車であり、泉佐野から近い岸和田で空港急行と緩急接続することもあり、最速列車として狙い乗車が有ることを感じさせます。停車位置が偏っているため、4両しかない編成であっても利用率が偏っているのは仕方ない所でしょうか。

 上下で特急サザンと空港急行利用率が逆転している事は、このサイクルだけでは判断出来ない部分もあり、何とも言えません。そもそも空港急行は停車駅が区間急行と同じなので、ラピートとセットになる区間急行のほうが利用率が高いのではないかと考えていたのですが、データのとおり空港急行のほうが利用率が高くなっています。

 この理由として、空港急行は空港利用客の波動で利用率が変化し、区間急行は和歌山方面の優等として特急サザンもあるため、状況によりマチマチなのかなと感じています。いずれにしても泉佐野の段階では空港急行のほうが利用率は高めという事で認識しておきたいと思います。この事は難波方ではラピートと組む区間急行のほうがパターン上混むので、バランスの上では都合が良さそうです!!

 あまり知らない路線なので、あくまで見たままの感想という事でUPしておきます!!