把握していたのは自分の乗る電車だけだったので、先輩を京成成田まで誘導する必要があるなと思い、パケットし放題の９１２ＳＨを駆使して、先輩の乗っているＮＥＸの時刻を確認すると、どうやら成田に停車するようです（何となく知っていたけど）。

　そこで、成田で降りて京成成田駅まで歩くように先輩にメールを入れます。

　「２１：０２に成田に着きますから、そこで降りて徒歩５分の京成成田まで歩いて下さい」

　まるで老人に送るような親切なメールです(笑)。確実に京成成田で合流しないとオイラ自身が帰れなくなるから、保険に保険をかける感じですかね。

　日暮里で京成線に乗り換えます。駅探によると、オイラの乗る列車の接続は見事なもので、快速→快特青砥接続でした。これに乗れていなかったら行程が破綻していた訳で、まさに運が良かったと言える感じです。

　快速に乗れたことで後は成田まで行くだけなので、ホッとして座席に座りました。８両の高砂行の先頭部は空席があるんですね。

　青砥で快特に乗り換えます。さすがに快特は混んでいましたが、１４０ｐ程度ですからそれほど混んでいるという感じではありませんでしたね。あくまで先頭車の状況ですが。

　八幡での乗り込みは思ったより多くない感じでしたが、船橋の乗車でぐっと混んだ感じになりました。しかしこれも長くは続かず京成津田沼で若干減となります。

　この列車が八千代台で緩急接続をしないため、快特通過駅利用者は座れる可能性が高い普通に乗り換えるからでしょうか。

　八千代台と勝田台の下車は多く、車内は既に立ち客ちらほらという状況までになりました。佐倉で芝山千代田行と緩急接続しましたが、乗換えは多くなく、下車が大半です。佐倉を過ぎると車内に空席がチラホラといった状況までなりますね。

　さぁ、京成成田に到着です。２１：５８分。行動開始から約１時間半。あっという間というか長い時間というか・・・

　先輩は成田空港まで行くようなので、ならばこの列車に乗せてしまおうと考え、八千代台を過ぎたあたりで先頭車の一番目のドアで待ち合わせをしましょうというメールを送っていたので、無事に京成成田駅で先輩に大切なブツを渡すことが出来ました。

　若干遅れ気味だったためか停車時間は３０秒少々でしたが、無事にミッションを成功させて大満足。快特成田空港行が誇らしげにオイラの前を過ぎ去っていきます(笑)。

　さぁて、帰りますか？という事で、改札を出てスカイライナーのチケットを購入します。

　２２：０１の快速でも帰れたのですが、さすがに３分折返しは厳しいだろうという事で最初からスカイライナー頼りでした。自分へのご褒美ということで!!

　最終のスカイライナーは空いており、まったりとした雰囲気でした。オイラは一人祝杯をあげ、先輩からの感謝のメールを見つつ不思議な満足感につつまれつつ日暮里を目指したのでありました!!