2007年8月26日天王寺駅構内工事調査
8月26日のオフ会時に観察した、JR西日本天王寺駅構内の阪和短絡線工事状況について報告しておきます!!
ニワカ知識でちょっと書きますと・・・
現在、阪和線から大阪環状線に直通する列車は上下とも単線の連絡線を通る形になっており、これが大和路線を含めた平面交差支障を生み出していることから、上り阪和連絡線を整備して支障を回避するための工事であると思います。
ダイヤ上苦しいといっても現行なんとか運行しきれていると判断するならば、今回の整備=阪和連絡線の使用頻度が今以上増える施策をしたいという事になるのでしょうが、このタイミングであることから、おおさか東線開業の絡みの輸送ネットワークの見直しを含めた「大きな変更」であると見るのが自然なのではないかと思っちゃいますよね。
正直よく分かっていないので、wikiで調べてみると、おおさか東線は開業後、朝ラッシュ時7本、日中時は4本の運転計画になっているようです。
日中時の4本は東西線の15分サイクルの絡みかなと思いますが、朝ラッシュ時の7本という中途半端な数字は、大和路線の8分サイクルダイヤにおける優等1本=8×7=56分という事なのでしょうか? オイラはそうじゃないかなぁと睨んでいます。
大和路線の環状線直通時間帯における続行設定の本数を追うと、ちょうど7本になるので、天王寺方面の利便性は確保した上でおおさか東線経由に出来る可能本数が7本なのではないかと。
この考えからすると、大和路線の天王寺を通過する列車が環状線直通なのか、JR難波行なのかどうかで阪和線の環状線直通の有無が決まってきそうですが、東西線ルートの北新地を通ることが環状線直通を置き換えられるものなのかどうか、オイラには分かりません。
おおさか東線が全通して、新大阪まで行くとなればOKという気がしますけどね・・・
仮に大和路線の環状線直通本数が変わらないとすれば、阪和線直通の余地はありませんが、現行が大和路線優先なのは、天王寺の配線上の制約という捉え方もできるので、これが回避されれば(短絡線が整備されれば)大和路線と阪和線が同数程度環状線に直通するという可能性もあるのかもしれません。
そんなニュアンスを感じる本工事ですが、写真でどうぞ!!