2007年9月26日箱根登山線工事調査
今日は仕事が休みだったので、ここぞとばかりにワガママなお出かけです!! 相方と愛娘が居たら一緒に出かけていたような気がしますが、一人だし、まぁ良いよね!!
ずーっと気になっていた箱根登山線の状況が見たかったので、目指すは箱根湯本!!
往復の行程で気になる所をあわせて見ることとし、相鉄線の星川、海老名、小田急線の海老名~厚木、伊勢原の工事状況も観察しました。それらについては別途ご報告できればと思います。
朝にメトロ東西線の混雑調査もやったのですが、おかしくないはずなのに結果がどうにも納得いかないので、自主的判断でお蔵入り・・・ チッ、またやってやるぅ。
さて、本題の箱根登山線の工事状況ですが、小田原~入生田間の狭軌化工事はほぼ完了し、小田原構内と入生田構内の分岐に係る部分のみ残す状況になっていました。
これとあわせて、小田原駅の箱根登山線区間運転用ホーム構築(~2008年9月)、風祭駅対向式4両ホーム化(~2008年12月)、箱根湯本駅駅舎改築工事(~2009年春)が進められています。
上記工事状況を現地で見てきましたので、写真で説明します!!
箱根登山線用ホームが撤去されていますね。ホーム側から見ると仮囲いで囲われた中での作業となっており、以前は上下ホーム間が繋がって移動出来ていましたが、今は閉鎖されており移動が出来なくなっています。
ホーム構築や電架柱の基礎、排水等施設の工事が進んでいる状況のようです。工期はあと1年ありますが、ホーム流動に影響を与えている部分は早期に解消したい雰囲気を感じますが、はてさて。
図面を見ると配線改良の概要が分かりやすいですね。
旧箱根登山線ホームの片面(下り線側)を新宿方面に伸ばした形で4両編成分のホームを構築し、それと合わせて現在の中線を箱根湯本方に延伸するというのが格子でしょうか。
図面を見る限り、この2線の間はホームが狭くなっており、中線は従前の位置のままのほうが良いのでは?と感じる訳ですが、新宿側端部を見ると、中線だけ柵付きで延長したようなホームなんですね。この分がそのまま箱根湯本方に伸びると、新宿方端部が揃って良い感じになりそうです。ひょっとすると有効長を伸ばしたいだけかもしれませんが・・・
続いて風祭駅の状況です。全くのノーチェックでしたが、9月2日に上り線の切換が行われ、線路が直線になりホームの位置が対向式タイプになったようです。
以前のあの狭っちぃホームの記憶が鮮明に蘇りますが、こうも設備が変わると新しいホームが自然に映るようになるのかな。
下りホームはスロープ部の施工が未施工ですが、ホーム自体は4両分の工事が概ね完了しています。上りホームは下りホームとほぼ同じ位置まで延伸することになりますが、まだ作れ無さそうな雰囲気があります。工期内には終わるのでしょうか。
上りホームは本当の簡易タイプといった状況です(笑)。
上下ホームともスロープが設けられ、そのスロープがホーム幅を一部占用して作る形なので、スロープの箇所のホームは今まで通りの狭ぁ~いホームになりそうです。まぁ、それが風祭の味ですよね!!
入生田構内に箱根登山車両の車庫があるため、基本的に3線軌道は残るわけですが、機能上は車庫まで有れば良いので、せいぜい残っても奥に見えるコンクリートの車止めまでかなぁ~と予想していますが、どうなりますか・・・
下り側は不要なので撤去なのでしょうが、分岐部分だけは残っちゃっていますね。このままという事は無いと思いますけど、正直分かりませんねえ~。
箱根湯本方も分岐部だけ残ってしまっている状況です。
しかし、何て言うか、見れば見るほど美しい配線構造ですなぁ~。いっそのこと記念に残しておけば良いんじゃないですかね。
箱根湯本の分岐は配線上不完全分岐ばかりですから!!
貴重、貴重(笑)。
箱根湯本駅は駅舎工事という事で、運転関係に変化は有りませんですが、ホームの印象は変わりそうな気がします。今のダイヤだと小田急ホームと箱根登山乗り場との移動がメイン流動なので、その部分がどうなるか、気になりますね!!
で、駅舎工事の状況ですがね写真の通り営業を停止し、その機能は隣接する仮施設に移転していました。
以上です!!