2007年9月24日

2007年9月9日東急溝の口・高津駅工事調査

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 2007年9月9日に東急溝の口・高津駅の工事調査をしましたので、報告します。

 以下、コメントです!!

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写真-1:溝の口駅下り外側線中央林間方状況

 下り外側線の軌道工事が進んでおり、中央林間方は桁も架設されていないような状況ですが、調整のための余長を残して軌道を敷設しているという事は、遠くない時期に切換がなされるという事でしょう。

 現地を見る限り留置線の完成までは、もう少々時間がかかりそうですが、桁さえ架設してしまえば下り外側線から現行線に繋ぐ事が出来そうなので、田園都市線部分を完成させてから大井町線部分に手をつけるという手順だとすれば、急ピッチで外側線の施工を行っているのは頷けるような感じです。

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写真-2:溝の口駅下り外側線渋谷方状況

 前述の通り、下り外側線の敷設が急ピッチで進められています。

 計画配線図では溝の口の渋谷方には渡りが設置されない計画になっていることもあってか、新設部分は既存部分に影響されず、最終線形らしき形状で敷設されています。

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写真-3:高津駅中央林間方状況

 高津駅のホーム部分は一部施工が残っていますが、駅前後の軌道は着々と進められており、次回切換区間は二子新地の中央林間方~溝の口の中央林間方になる公算が高そうで、そのタイミングは高津駅のホーム切換時期でしょう。

 気になる点としては、写真に映っていますが、外側線から内側への分岐が設置されていることでしょうか。

 計画配線図では二子玉川の中央林間方の片渡りをシーサスにすることにより、田園都市線、大井町線の双方が内側線、外側線に転線できるような形になっていましたが、ここに渡りが設けられるという事は、二子玉川の片渡りがそのままという可能性も出てきましたね。

 二子玉川にシーサスが無いと、田園都市線が内側線に入れなくなりますが、溝の口の中央林間方に渡りが設けられず、大井町線の留置線があることから、実質田園都市線が内側線に転線する必要は無いという判断なのかもしれません。

 大井町線の溝の口延伸が完成した際に、毎時4本が二子新地と高津に停車する事が駅の掲示で公表されていますから、この機能があれば良いという事なのでしょうね。

 面白くなってきました!!