2007年10月20日

埼玉新都市交通の改正ダイヤを分析する

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 埼玉新都市交通の2007年10月16日の改正ダイヤですが、鉄道博物館の開館に伴う改正と言うことで、大幅増発ダイヤとなりましたね。本数が目に見えて増えたので、正直驚きました・・・

 ここ数年のダイヤ改正は、大きな変化というよりはチューンナップといった規模のもので、平日朝ラッシュ時の増発、夕方の本数増、延長運転といった、いずれも比較的利用者の多い時間帯の対応であり、日中15分間隔は変化無しでした。

 今回、土休日ダイヤのみですが、初めて正式なダイヤとして増発がなされた事は、日頃大成~大宮間が混んでいるなぁという印象を持ってオイラにとっては、正直嬉しいです。

 いかにも鉄道博物館の特需対応という印象も受けますが、ここ数年で少しずつ増えてきた利用者に対する配慮も含まれているのかな?と感じています。

 というのも、単純に博物館需要に応えるだけなら、3年前のステラタウン(加茂宮最寄)のオープン時の臨時ダイヤのように大宮における本数確保が重要との観点で、大宮~丸山間列車を増発するほうが良いような気がするんですよね。実際、今回の鉄道博物館初期対応の平日臨時ダイヤもこのパターンでしたし。

 よって、土休日の10分サイクルは、博物館利用の増を踏まえた通常利用に対応した輸送力を確保したと捉えたいです。

 ついに野田線と同じ本数になったか(笑)!!