2007年11月28日

2007年11月25日京急線工事調査(1)

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 2007年11月25日に京急線の京急蒲田付近連続立体化工事の状況を確認してきましたので、3回に分けて報告します。

 (1)として、大森町駅、梅屋敷駅の状況報告です!!

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写真-1:大森町駅ホーム全景

 ホームの平和島方に直上高架施工機が近づいている状況で、なかなか凄い景色です。ホーム端部に位置しているのが先行機械である杭打ち機械で、少し先に居るのが後行機械である柱・桁施工機械です。

 ホームは既に仮設ホームになっており、ホーム上の柱の位置が直上高架施工機の通過に支障しないようになっていますね。まっ、当然な状況ではありますが。

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写真-2:大森町駅平和島方状況

 高架の平和島から下り勾配で大森町に達しますが、構築されている高架橋は下りきった位置からの施工になっており、勾配区間(後の切換アプローチ部)は未着手に見えます。

 高架区間が完成後、高架上のスペースを使って細工しそうな気がしますが、どうなんでしょう??

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写真-3:大森町駅梅屋敷方状況

 ぱっと見た感じ、現在直上高架施工機で施工を進めている区間と比べて、線路脇のヤード整備というかスペース確保が進んでいないような気がします。

 とはいえ高架橋の施工位置・手順が決まっていると思うので、高架橋構築と合わせて準備されていくのでしょう。

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写真-4:梅屋敷駅ホーム全景

 大森町駅同様に仮設ホーム化が完了しており、京急蒲田方に直上高架施工機が居る状況です。

 先行機械である杭打ち機械で、この区間は京急蒲田のほうから高架橋構築が進んでいるようです。

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写真-5:梅屋敷駅大森町方状況

 大森町駅から見ても他区間と比べて工事が遅れているような状況でしたが、こちらも同様です。

 ただ電気ケーブル関係が線間に配置されていたり、線路脇の防護フェンスが構築されていたりするので、近々変化してくるのでしょうね。

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写真-6:梅屋敷駅京急蒲田方状況

 梅屋敷~京急蒲田間は一部区間で線形切換が行われましたが、こうしてみると、フツーに悪くない線形ですよね。

 基本的には既存線形の直上に高架線形が作られるのでしょうが、施工上の都合等や線形改善の狙い(どうせ手を入れるなら・・)を持って変化する区間はあるのかもです。

 現在、梅屋敷駅の京急蒲田方に先行機械が居り、後行機械は京急蒲田側の駅間に居る状況ですが、この区間は一気に施工が進んでいきそうです。

 明日の(2)に続きます!!