2008年1月14日

2008年1月8日東急大井町線自由が丘駅工事調査

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 2008年1月8日に東急大井町線自由が丘駅の工事状況を調査しましたので、報告します!!

 <前回までの調査>
  https://okiraku-goraku.com/2007/11/07/
  https://okiraku-goraku.com/2007/11/13/

 この調査時に、二子玉川方にある留置線の使用停止するのは一時的であり、工事のための措置と見ていました。

 この理由は幾つかありまして、留置線を3本から1本にした際に留置線としての延長が長くなったのですが、その際に運転台部に昇降装置を移設ではなく新設した事、フェンスやトラフ等の整備があたかも最終状態であるかのような本設構造で仕上げている事など、大井町線の急行6両化に向けた準備がなされていると感じたからです。

 要するに留置線は先行工事したものであり、将来的に不要な設備なら、そこまでの工事を東急ならやらないと思ったわけです。

 ところが、その後留置線への分岐が撤去されたという情報を伝え聞き、オイラの見解に迷いが出てきました。ん~、何をするのだろうか??

 そんな思いで再び現地を訪れたのであります。

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写真-1:上りホーム延伸状況

 ホームを6両分+余裕分確保するためには、10数メートル延伸すれば良い計算になりますが、ホーム桁の位置を見るとちょうどその位置にあたりますね。

 更に先の仮囲いの理由は未だ分かりませんが、ホームの必要高さを踏まえると、思いっきり建物に支障するので、6両分以上ホームを延伸するのは難しそうです。

 流動性向上のためホームの幅員を確保したいがために、上下線を下り線側に曲げるような事をするならば、更に二子玉川側に伸ばせそうです。

 そうなると分岐を撤去した理由にはなるかもしれませんが、そこまでやるかなぁ?やらないよね、多分(笑)。

 この写真のホーム桁の方向はあくまで現行線形に対してのものですし、アクロバティックな事はしないと思います!!

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写真-2:留置線への分岐撤去完了状況

 分岐器は完全に撤去されていますが、踏切部分から先は手つかずの状況です。

 留置線は5両のみ使用するという事であれば、踏切を越えたところに分岐が入れば有効長は確保出来そうですが、ホーム改築完了後に新型の分岐が同じ位置に入る可能性もありますかね?

 こちらも予想がし難い状況です・・・

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写真-3:踏切から見る上りホーム工事状況

 別アングルで見ると、線路に近接する建物に対する仮囲いが建物にめり込んでいますね。いったい何のための仮囲いなのでしょうか?

 謎は深まるばかりです・・・

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写真-4:留置線状況

 前回までの読みに対する裏付けのため、留置線の状況を見てみました。

 ん~、今後無くなるとは思えないナァ~

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写真-5:おまけの北千束駅

 北千束駅は下り線が膨らんでいる構造ですが、この線形が急すぎるためか、線形の改良が行われたようです。

 今日みた限りは既に改良済のようでして、道路交差部の桁の向きと微妙に線路がずれている事、線形改良位置のピンクの印が分かりますでしょうか。

 急行運転に向けた細かい修正も行われているのですね!!