2009年2月2日京成線日暮里駅施設調査
2009年2月2日に京成線日暮里駅の施設調査をしてきました。
時刻表を買ったついでということで、ぱっと見調査で恐縮ですが、軽~くコメントです!!
いやはや、綺麗な乗り換え改札が出来上がっているのですね・・・
昔の状態が思い出せないくらいです(苦笑)。
このアングルで見て自動改札の右側に券売機と窓口があり、JR線からの乗り換え客がラッチを出ることなく乗り換えが出来る形になっています。
乗り換え改札口はこれで総てではなく、券売機・窓口を挟んで反対側に更に数台あります。
いかにJR線との乗り換え流動が多いかを示す施設構造になっていますね。
後述の駅乗降改札との差が大きすぎかな・・・
真ん中は京成線からJR側に進める設定になっており、端部数台がその逆といった状況でした。
細かい流動は分かりませんが、写真の一番右側の数台はJR側の左側通行対応、その他は京成ラッチ内のESCの上り下りの位置を踏まえた感じかと推測します。
先行して出来あがっていた部分ですが、当時暫定か?と思っていた状態が最終状態のようです。
見た時間が夜遅くだったため、あまり利用している人が居ない状況で、利用の多い時間帯に流動が裁ける規模なのかどうかは分かりません。
スペース的制約でこうなった感じはしないので、大丈夫という判断なのかと思います。
乗り換え改札に近い位置にあるため、利用率の高いエスカレータです。
上部の案内板の「エスカレータ」の部分にステッカーが貼ってありますが、1Fホームが最終的に上り線専用ホームになるので、上り線を示す表現が準備してあるのかと思ったりします。
目をこらしたけど、隠れた表示が何かは分かりませんでした(苦笑)。
将来の上り線のホーム位置を踏まえた場所にエレベータも設置されています。
複層階移動タイプのEVもありますが、3Fのホーム位置が、現行の上り線の真上にスカイライナー専用ホーム、現行の下り線の真上に一般列車専用ホームとなっているため、位置ずれしているため無理なのですね。
逆に捕らえれば、ホーム位置が異なるため、コンコースへのエスカレータや階段位置がずれており、流動を確保することが出来るというもので、むしろそれで当然でしょうか。
コンコースはまだ工事部分に仮囲いが設けられた暫定状況です。
乗り換え経路の流動確保が重要かと思いますが、コンコースの通路幅よりもエスカレータのキャパが気になる感じで、狭い感じはしませんでした。
現在の日暮里駅は、将来の上り線専用ホーム向けに作られたエスカレータと階段で上下線総てを捌いている状況です。
エスカレータは階段と比べて、便利な反面キャパシティが無いデメリットがあり、乗降を分離している現状では2箇所+階段でやりくりしている状況です。
おそらくラッシュ時には流動の詰りが生じていると思われ、それに対する案内強化がこの案内掲示の背景かと推測します。
工事期間なので仕方ない部分でしょうか。