小田急線2009年3月14日改正ダイヤを分析する!!
毎日激しく仕事していますが、なんやかんやダイヤ熱が高まっているのは気のせいか・・・(苦笑)。
このメリハリがオイラの良いところ♪♪
さらっと夜に小田急時刻表と近鉄時刻表をゲットしちゃったりしてね!!
近鉄時刻表は阪神直通関連が気になるのですが、とりあえず後回しで封印・・・
今日は小田急時刻表をさらっと見てみました。
<今回の改正点で注目した部分>
ダイヤの格子は都心方の配線上やっぱり変えられず、それは和泉多摩川~向ヶ丘遊園間の3線化が完成しても同様ですが、その中でやれる修正はしたというのが今回の修正点かと感じました。
向ヶ丘遊園~和泉多摩川間の3線化の効果を発揮するのは、やはり朝ラッシュ時かな?と思い、ピーク時のダイヤがどのように変化したか、新旧ダイヤを並べてみました。
秒単位の修正はありそうですが、時刻表上同じ数字は変化なしとみなすと、向ヶ丘遊園~登戸間は予想していたより変化がありませんでした。
基本的に運転本数は変わっていないので、登戸までの輸送バランスを崩すわけに行かず、列車順序を変えるわけにいかなかったものと推測します。
ただ、優等列車と緩行列車の線路が分離したことにより、先着列車の出発遅延による後続の到着遅延がなくなることから、ダイヤ確保の面ではおおきな変化が見られるのではないかと思います。一部の急行の登戸出発時刻が繰り下がっていますよね!!
変化として最も大きかったのは、各駅停車の和泉多摩川での時間調整をなくして全体的に時刻を早めたことでしょうか。下北沢付近では変わっていないので、余裕を持たせたということになるかと思いますが、これもダイヤ確保のための修正でしょうね。
やはり複々線区間がある限りは、各駅停車をいかにキチンと走らせるかがポイントであるということかと考えます。小田急線の各駅停車の混雑率は高いですし・・・
朝ラッシュ時については、こんなところで。
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続いて、改正概要に書いてあった項目の中にあった、夕ラッシュ時~夜間の遅延防止を図るための一部列車・一部区間の運行形態見直しについてです。
さりげなく、今回一番大きな変化かと思ったりしますので、その変化はどうか見てみましょう!!
以下に新旧ダイヤを並べてみました。
変更箇所を太字にしてみましたが、殆ど変わっていると言って良さそうです。
遅延抑制のために何をしたかというと、率直に言えば本数が多くて列車が詰まっているので、唐木田行の各駅停車2本を削減して向ヶ丘遊園止まりにしたというのが答えかと思います。
現行のパターンは2004年12月の快速急行新設時以降のものですが、準急を快速急行の補佐として優等側の位置づけをしたためか、登戸から新百合ヶ丘まで各駅停車と続行運転になっていました。
今回は、そのあたり実際の利用率を踏まえて整理したということかと考えています。
準急を新百合ヶ丘まで先着させることをやめたのは、後続の快速急行との混雑のバランスを見ての判断だと思うので、推測ですが、準急が急行と比べて空いていて、途中追い越しても快速急行の混雑はある程度のところで収まるという見方がなされたと捉えています。
快速急行は新宿、代々木上原、下北沢の集客で混雑率が決まりますが、すぐ直後に急行もあるため、集客するだけ集客しつつも厳しい混雑にはならないと記憶しており、向ヶ丘遊園追い越しは問題ないだろうと判断されたのでしょう。
以上、取り急ぎ気になった点のコメントでした!!