東急田園都市線2009年6月6日改正ダイヤを推測する!!
先日4/10に東急田園都市線(直通先の東京メトロ、東武含む)6月6日改正概要がUPされていました。
大井町線の延伸とは約1ヶ月間ずれていますが、この改正が大井町線延伸を踏まえたものであることは明らかであり、改正内容にダイヤのヒントが無いかとチェックしてみました。
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一番気になったのは、直通先の部分になりますけれども、半蔵門線の日中時の清澄白河行を押上行に延伸するという部分です。
この清澄白河行を30分間隔に設定するというパターンは、東武線内の半直が急行10分間隔になった際のものですが、単に利用の少ない押上側の輸送力調整という意味合いだけでなく、東武線に直通しない運用を固定するための意味合いもあったはずなんですよね。
今回こうして押上まで5分間隔になったのは、単純に半蔵門線の利用が増えてきたのかもしれませんが、穿った見方をすれば、東急田園都市線内のダイヤを弄る必要が出てきたので、東京メトロ線内も調整せざるを得なかったのではないかと推測しています。
オイラが大井町線の急行が二子新地と高津に停車するのが良いんじゃないかと思った理由は、ダイヤ上それが最も良い感じに組めるからそう思っただけで、前提条件の田園都市線のダイヤは変わらないという部分が崩れるなら、もう少し考えようがあるのかなと思ったりです。
ということで、妙に気になったので、半蔵門線が全線5分間隔になったとき、田園都市線内の運用はどう変わるのか、ダイヤモデルを作成してみました。
太線が東武線に直通しない運用でして、折り返しの処理は30分サイクルだとどの部分に戻ってくるかを繋げたものです。そういうダイヤモデルとしてみてください。
また、東武線内はほぼダイヤが変更されないという前提です。ソースを見た限り変更しない気がしたもので・・・
まず上の現行スジですが、東武線内に直通しない運用は田園都市線内急行の半数スジで、押上で15分折り返しをしています。これを達成するために清澄白河折り返しがあるあたりがミソかなぁと思っています。
真ん中と下は田園都市線内の全体のスジを後ろに5分、前に5分ずらしたものです。中央林間の折り返し間合の確保上、一部列車の長津田~中央林間のスジを1分ずらす必要はありますが、いずれも折り返しは可能であることが分かりました。
前後に5分ずらしたのは、半損門線内のスジを変更しない=東武線内は変更しないためです。
いずれも現行と同等以上東武線に直通しない運用を確保できるので、このいずれかに変更になるのではないかという予想です。
逆に現行のパターンだと、うまく組めないんですよね。
日中時は総て東武線直通運用でまかなうという事であれば可能ですが、確かまだ直通できない編成があったように感じますので、どうなりますか・・・
とりあえず、この2つの変更パターンの場合、大井町線のダイヤがどう組めるか、明日のコメントで検証したいと思います!!