2009年4月27日JR縦貫(東京~上野間)線工事調査
今日は外回りがありまして、その過程で京浜東北線を使ったので、ちょろっと縦貫の工事をチェックしてみました。
運転台後ろアングルの乗り撮りですが、工事の状況を見たまま報告したいと思います!!
前回調査は以下を参照くださいませ(変化がわかりづらいので・・・)。
https://okiraku-goraku.com/2008/08/28/
https://okiraku-goraku.com/2008/08/29/
御徒町駅の秋葉原方で電留線が3線になりますが、その内2線は車止めが設置されており工事エリアになっています。
少し前に見た時は完全に軌道が撤去されていたように記憶していますが、今日見たところ1線分だけ軌道が復活していました。
重機械とバラストの袋がまとめて置いてあるので、軌道工事がなされたようです。
軌道が復活している範囲は、秋葉原のホーム脇の電留線につながる線路の脇に設けられた工事用防護柵の手前までです。
計画配線図では縦貫の上り線になる位置なのにバラスト軌道なのが気になりますが、付近の昇降台が撤去されていなかったり、切換手順が関係しての措置かもしれません。
柵の奥で工事が進められており、高架橋にアンカーが打たれていました。
新しいタイプの軌道工事の準備段階かと思われます。縦貫の軌道はやはり新しいタイプの軌道になるようです。
そうすると、先ほどのバラスト区間はやっぱり暫定なのでしょうね。
秋葉原に2線ある電留線2線につながる線路が1線あり、その左側に1線分のスペースがあります。
桁架け替え工事部分だけ、先行して複線工事が完了していることが分かります。
この先から神田にかけて将来的に上り勾配区間になりますが、まったく工事の気配がありません。
というか、よくよく考えてみると、この区間を工事するならば工事区間にあたる部分の電留線を使う運用にはしませんよね・・・
御徒町のホームに隣接する部分も2列車が停車しているのを見ますが、この部分も将来配線とは異なっているので、工事をするならば使わないはずです。
となると、御徒町~秋葉原間の工事で動きがあるのは、秋葉原の御徒町寄りにある4線分の留置線に繋がる部分であることから、まず最終系の配線のうち電留線部分を作ってしまうという可能性が高そうな感じがしますね。
その部分さえ出来てしまえば、将来の縦貫の上下線に手を付けられますからね。
それならば、このあたりに動きが無いのも納得できるかなぁという感じですかね!!
秋葉原から神田寄りは、新幹線の真上に高架橋を構築する工事ですが、列車から見て動きが分かったのは、アプローチ部分の高架橋下部で何やら工事をしていたということだけです。
電留線の端部の先は、在来線と新幹線の間にややスペースがあるのですが、そのあたりは高架橋を構築する筈で、少し前に撤去工事をしていたのを見たことがあり、多少の撤去と形状を変えた再構築工事が進められるのではないかと思います。
神田付近は特に動きが感じられず・・・
神田を過ぎて、新幹線の高架橋が在来線から離れたあたりで、秋葉原方と同様に高架下で何やら工事がしていることが見えました。
高架橋を残している範囲は既存高架橋とレベルが同じ部分で、工事をしているのがアプローチ区間であることから、やはり勾配区間は何かしら工事が必要な区間であるのでしょうね。
今度は時間があったら、徒歩移動しながら工事状況を見てみたいと思います。
とりあえず見たまま報告でした!!