埼玉高速線の減便に気づかなかったので、あらためて分析する!!
先日、所要で埼玉高速鉄道を利用したのですが、なにげなく駅の時刻表を見て日中時の運転本数が12分おきになっている事に気付きました。
ここ数年ダイヤを作成していなかったので、ダイヤの変更に疎くなっているんですよね・・・
気になって家で時刻表を調べたら、直近の6月6日の改正で日中時は毎時6本から毎時5本に変わったようです。
メトロ南北線の改正概要には目を通していたのですが、朝夕ラッシュ時の数本の増発・区間延長くらいの認識でさらっと流してしまったようです。埼玉高速の公式プレスを見たら、ちゃんと書いてありました。
せっかくなので、あらためて内容を確認しておきたいと思います。
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<埼玉高速鉄道 2009年6月6日ダイヤ改正概要>
1.朝夕時間帯の利便性向上
・平日朝ラッシュ時に1本増発(王子神谷発を浦和美園発に延長)
・平日夕ラッシュ時に1本増発(王子神谷行を浦和美園行に延長)
・土休日夕方の下り列車3本運転区間延長(鳩ヶ谷行を浦和美園行に延長)
2.日中時間帯の運転本数の見直し
・平日10~15時台、土休日10~17時台の浦和美園行、鳩ヶ谷行を交互に運転化
(鳩ヶ谷~浦和美園間毎時6本運転→5本運転)
3.一部列車の時刻修正
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東京メトロの改正内容と照らし合わせると、こんな感じに要約できましょうか。
ぱっと見て、リソースを必要な部分に充てた見直しという印象でしょうか。
日中時は利用率に係わらず本数を確保する意味合いか、浦和美園行の比率を6:4と高めていましたが、鳩ヶ谷までの運転間隔が等間隔のため、若干の時間調整をするなど工夫はあったものの運転間隔にバラつきがありました。
それからすれば、毎時1本減っても時間調整なしの12分間隔は確かに公式プレスどおり分かりやすくはなりますね。
その分朝夕ラッシュ時や土休日の夕方など、浦和美園までの利用が比較的見込める時間帯の増強を図ったということで、納得できる内容ではないかと思います。
細かい分析はダイヤを作成した時にでも改めて・・・