青森・函館の旅 1日目
今日から3日間、青森・函館エリアの乗りつぶし他、一人旅に出かけてきました。
本日のメニューは以下の通り。
<メニュー>
・十和田観光電鉄乗りつぶし
・JR大湊線乗りつぶし
・弘南鉄道弘南線乗りつぶし
以下、行程順にコメントしていきます!!
写真-1:はやてで八戸へ!!
何とか7時までに上野に着ける見込みがあったので、はやて1号から行程スタートです。
まったくの仮眠無し状態だったので、あっという間に爆睡しまして、気づけば八戸駅に着いていました。危ない危ない・・・
三沢まで指定席乗り継ぎという事で、慌てずに駅の中をブラブラ。
八戸駅は2面4線で、中線だけホームドアが設置されていることに改めて気づきました。
あるかどうか分かりませんが、新青森延伸時に通過運転もOKな構造ですね!!
写真-2:スーパー白鳥で三沢へ!!
八戸からはスーパー白鳥に乗り三沢まで移動しました。
本州でJR北海道テイストが味わえるスーパー白鳥は素敵な存在で、椅子も快適で良かったのですが、目を瞑ろうものなら青森あたりまで連れて行かれそうな状況だったので、意識ビンビンで景色を見ていました。
十数分で三沢に到着。ちゃんと降りましたぜ!!
写真-3:三沢駅から十和田観光電鉄に乗る!!
三沢駅から十和田観光電鉄に乗ります!!
以前、アイコンゲットで訪れた際は駅の外からのゲットでしたので、今回初めての乗車なんですな。
路線の雰囲気さえさっぱり分からない状態でして、例によって配線調査と乗降状況を見ながら終点十和田市を目指すことにしました。
図-1:十和田観光電鉄配線略図(2009年10月11日調査)
途中行き違い駅は七百にあるだけで、三沢に2編成が入れるほかは棒線というシンプルなものでした。
駅の数が11駅なのに三沢から3駅目の七百に行き違い駅があるのはバランスが悪そうな感じですが、三沢から数駅の駅間が広く、6.4km/14.7kmとそれほどバランスが悪い訳ではないです。
ダイヤは自ずと七百で行き違いを行うパターンにならざるを得ず、七百~十和田市~七百の運転上の所要時間30分に折り返し余裕を見て、40分から80分程度の運転間隔で運転がなされています。
分かりやすいパターンも組めそうですが、三沢におけるJRの運転間隔もばらつきがあり、必ずしも60分間隔がベストといえない感じかなぁというのが率直な印象です。
-----
沿線風景については、三沢から柳沢あたりの区間は周囲に集落が無く、十和田市側区間のほうが学校やら市街地があり、駅間が短くなっているのも分かる感じでありました。
利用状況としては、三沢~十和田市間の乗り通しが一定数あり、それ以外の利用は三沢から中間駅利用は乗った電車だと北里大学前が殆どで、その他七百駅~十和田市間の数駅利用が若干あったくらいでした。
列車により異なりそうなので、あくまで乗った電車がこうだったというくらいに留めておこうかな。
写真-4:十和田市駅に到着!!
三沢から30分弱で終点十和田市駅に到着しました。
思ったよりシンプルな棒線駅で、施設が比較的新しいことから、最近何か動きがあったんだろうなという事はすぐに分かりました。
折り返し列車まで30分ちょいあるので、駅周囲を見れば気になる理由も分かるでしょう!! って事で徘徊することに決定。
写真-5:十和田市駅の頭端側に数両分のバッファ有り!!
すぐさまケータイで情報検索して、旧十和田市駅が300m先の部分にあることは確認しましたが、数年は引上線的な使い方がなされていたようで、このような姿になったのは、それほど昔ではないようです。
踏切は横断させない形で異常時にホームより先に2両以上留置できるような状況になっています。
写真-6:改札口状況
前述の通り、以前の十和田市駅は300m離れた場所にあって、1985年にショッピングセンターやバスターミナルを併設するビルに移転したわけですが、数年前にショッピングセンターが閉店したため、現在は一部の店舗が営業するのみという寂しい状況になっています。
鉄道に関係する部分は開業当時の姿が維持されているように感じますが、何となくがらーんとした印象を受けてしまうのは周りの雰囲気のせいかな?
奥に見えるドアの手前が有人改札で、列車発車前の決まった時間から改札が行われました。
その奥はホームにつながるこ線橋通路です。
写真-5の右側に通路が写っていますが、ホームが道路を挟んでバスターミナル施設と離れているため通路を介しているのです。ちょっと珍しいタイプの駅ですね。
写真-7:バスターミナル状況
バスは長距離から短距離まで数多くの系統があるようです。
併設の売店周囲は人もそこそこ居て、ターミナルな雰囲気を若干ながら感じることが出来たかな?
閉鎖されたショッピングセンターは再開発の計画はあるようですが、具体的な目処は立っていないようで、なかなか厳しいです・・・
写真-8:野辺地から大湊線で大湊を目指す!!
十和田観光電鉄の次は大湊線の乗りつぶしです。
三沢から普通列車に乗り継いで野辺地まで出て、ジャスト乗り継ぎで大湊線に乗り換えました!!
日中時間帯は2~3時間おきの運転間隔なので、東北本線の普通列車もそうですが、うまく行程が組めたなぁという感じです♪♪
大湊線は非電化路線のようで、ディーゼルの車両でした。
この電車を見ると、地方の乗りつぶしに来たなぁ~という気になりますね(笑)。
運転本数から言って閑散とした路線なんだろうなぁと思ったら、予想以上の利用率でボックス席に座るどころかロングシートの席を確保するのもギリギリだったのは、非常に驚きました!!
写真-9:大湊線の車窓から見る景色は最高!!
有戸から吹越にかけて、進行方向左側の車窓は間近に見える雄大な海、海、海!!
駅間が長くて(15キロくらいあるのですね)すごい区間だと思いましたが、走るところも半端なく良いですね。偶然進行方向左側に座っていたので、車窓を満喫できました。
野辺地を出て、しばらくこんな感じの景色が続いたので、どういうところに連れて行かれるのかなぁ?と疑問に感じていましたが、陸奥横浜を過ぎるとそこそこ集落があるゾーンに入り、乗降が見られました。
決して降車だけじゃなくて乗車もありましたが、下北駅が予想以上に街だったことから、下北に対する利用の流れも大きいんだなぁと、下北に着いて理解。車内は野辺地時点よりは減っているもののの、それでも半分以上は下北まで乗っていました。
こういう場所だから、下北交通という路線が比較的近年まで残っていたんですね。
ん~、ローカル線の知識がまったく無いオイラは乗って得られることが非常に多いです。乗りつぶし、こういうのが楽しいですねぇ♪♪
写真-10:大湊駅に到着!!
野辺地から1時間かけて大湊駅に到着しました!!
駅周囲を散策してみたかったけれど、8分折り返しのため、駅前で駅舎を撮影するので精一杯でした・・・
再び同じ列車に乗り込んで野辺地を目指すことにします。
幕に「快速」ってあったので、少しは早く野辺地に着けるかな?と思ったら、野辺地から快速なのね。カチカチの行程を組んで時刻表を持たずに来てしまったので、そこまで把握していませんでした(苦笑)。
まぁ、帰りは寝ていくつもりだったので、むしろ各駅停車で良かったかな。
写真-11:特急つがるで弘前を目指す!!
さて、次の目的は弘南鉄道弘南線の乗りつぶしという事で、特急を使って一気に弘前を目指すことにしました。
せっかくなので新しい車両が良いなぁなんて期待していたのですが、残念ながら古いタイプの「つがる」でした・・・ S白鳥と白鳥みたいに名前の区別が無いので新型を期待してみたけれど、ダメでした(笑)。
とは言え、この車両リニューアルしたようで、内装は予想以上に新しく、非常に快適でした。
気づいたら進行方向が逆になっていたくらい、快適な睡眠を得ることが出来ましたとさ!!
結果オーライかな♪♪
写真-12:弘南鉄道弘南線を乗りつぶす!!
日没の読みが若干甘くて、弘前に着いた段階で周囲が薄暗くなり始めていました。
が、ここで諦めると今回の行程の中では乗るチャンスが無くなるので、黒石付近で真っ暗になることは許容し、十和田観光鉄道同様に配線と流動を調査しつつ黒石を目指すことにしました。
図-2:弘南鉄道弘南線配線略図(2009年10月11日調査)
周囲が暗かったので、若干精度に不安があるもUPします!!
よりによって終点の黒石が一番複雑という状況でしたが、駅に着いてから折り返しまで時間があったので、駅の周囲を歩いたり、ホームから高感度撮影で把握することに成功(?)かな。
念のためWIKIで施設概要を調べたら、平賀駅は脱線事故で行き違いを行っていない事が分かりましたが、その他未使用配線の区別がつかないので、黒石駅一部等架線が無い部分を灰色で示し、あとは区別無しです。ご了承くださいませ。
ダイヤと配線を照らし合わせてみると、館田と田舎館の2駅で行き違いを行う30分等間隔運転が確立されており、日中時一部時間帯では1時間間隔になるも、分かりやすいダイヤを組んでいますね。
今後も当面はこのダイヤが維持されるのではないかと思った次第です。
-----
利用状況は夕方というもあってか、弘前から各駅という流れが主で、黒石までの利用が多いほか、黒石側区間での下車が多かったです。
写真-13:黒石駅に到着!!
黒石駅到着時点で真っ暗になってしまいました。
まぁ何とか沿線風景も分かったので、一応乗りつぶし完了とみなすことにします。
新幹線が新青森に延伸したら、再び訪れることになるでしょうから、チャンスがあったら大鰐線とセットで再度乗ってみたいと思います!!
写真-14:本日の宿がある五所川原に到着!!
明日の早朝に津軽鉄道を乗りつぶすことが今回の旅の行程上、ポイントになる部分であったため、五所川原の宿をとりました。
夕ラッシュ時ということもあって、川部の五能線接続も良い感じでラッキー♪
チェックインして時計を見たらまだ21時前ですが、さっそく寝ることにしました。
寝過ごしの危険が大有りなもので・・・ね。
明日も頑張るぞ!!