流鉄2010年1月23日改正ダイヤ分析
帰宅の際、本屋で東京時刻表の2月号が出ているのに気づき、パラパラと目を通したら、流鉄線が1月23日にダイヤ改正をしていることに気づきました。
流鉄と言えば、昨年6月にものすごく久しぶりのダイヤ改正を行ったばかりだったので、このタイミングで来るのか?と驚きましたが、前回の内容を改めて思い出すと「日中時間帯のワンマン運転化」でしたから、今思えば今回の改正の準備ダイヤだったと捉えれば、なるほどという感じですね。
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<2010年1月23日ダイヤ改正の要旨>
・終日ワンマン運転化
・始発列車の繰上げ(増発)・終列車の繰り下げ(増発)
・平日(土曜含む)ダイヤ、休日ダイヤから平日ダイヤ、土休日ダイヤに変更
・土休日ダイヤ導入に伴い、旧休日ダイヤに対して夜間帯増発
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変更点は以上の通りで、ダイヤの格子は旧ダイヤとさほど変わっていません。
一番のポイントは始発電車と終電車の設定を含む朝夕の変化だと思うので、以下新旧ダイヤを比較してみたいと思います!!
<早朝時間帯の変化について>
流山駅(平日)
4時台新:55 →増発
5時台旧:10 34 58
5時台新:15 35 57 →時刻修正
6時台旧:12 27 40 53
6時台新:12 27 40 53 →変化なし
※所電繰上げで、幸谷~新松戸乗換えで常磐緩行線5:06分発(従来5:26)に乗れるようになった。
常盤快速松戸乗換えも1本早くなり、東京5:50着(従来6:09別ルート)が可能に!!
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<夜間時間帯の変化について>
馬橋駅(平日)
21時台旧:10 25 40 55
21時台新:10 25 40 55 →変化なし
22時台旧:10 27 45
22時台新:10 25 40 →時刻修正
23時台旧:01 17 35 55
23時台新:00 20 40 55 →時刻修正
24時台新:17 →増発
※終電繰り下げで、馬橋もしくは幸谷乗換えで、常磐緩行線は従来の2本あとの列車でも乗り換え可能になった。上野~松戸乗換えとして見ると、流鉄乗り換え可能最終列車時刻は23:27→23:48と21分繰り下がった。
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以上の通り、早朝は4時台、深夜は0時台の増発設定になっており、通勤利用の利便性を大幅に向上させて利用増に繋げようという意気込みが感じられます。
ワンマン化による効率のみならず、出来うる限りの工夫をしたという印象を受けますね。
TXも今後施策を打ってきそうですが、何とか頑張ってほしいものです!!