成田スカイアクセス開業時ダイヤを想定する!!
成田スカイアクセス開業関連のプレスが各社から先日、本日にUPされました。
読み取れる内容は少ないものの、ダイヤの格子を確定する事柄もあるため、各社のプレスを見つつ想定ダイヤを作成してみました。
分からない部分は極力現行通りのスタンスだと思っていますが、どうなりますかね??
各所設備的制約の検証はまだやっていませんが、折り返しだけ何とかなったので、第1版をUPします。
最大のポイントはスカイアクセス系統のスカイライナーが20、40分間隔で設定されたため、60分間隔の京成本線系統シティライナーを含めて60分サイクルが適用された事です。
すなわち40分サイクルと60分サイクルを融合した120分サイクルになる訳で、都営線・京急線側を考慮すると、極力20分サイクルに近づけたパターンを適用せざるを得ず、京成本線、スカイアクセス内の比較的本数の少ない区間で調整せざるを得なかったのかな?というのがダイヤを想定作成していて感じた点です。
成田空港が3線であっても実質5線になったことで、折り返し制約は思ったほど大きくなく、パターン揺らぎの中接続を考慮する必要がある青砥と、それに伴う京成高砂、京成小岩、意外なところで佐倉の快速折り返し処理に苦慮しました。
今回の情報であれば、皆さんの想定されるパターンとそれほど異ならないと思いますが、まぁ参考にして頂ければという事で、以下に作成のポイントを上げておきます。
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◆シティライナーのスジが遅いのは、成田空港側と京成上野方の折り返し制約もありますが、途中区間においても、従来と異なり既存サイクルを大きく崩さない設定にせざるを得なかったのではないかと思います。スジ的には佐倉にも停車できそうですが、快速折り返し間合確保の観点で厳しいのでは?と考えた次第です。佐倉の部分はちょっと苦労しまして、下り快速は下りシティライナーが通過する前に上り線に転線しなければならず、上りシティライナー通過後にする形でクリアしましたが、その間合確保の上でシティライナースジが従来のスカイライナースジより寝ていることを最大限使用してみたりして・・・
◆京成上野からスカイアクセス系統の一般優等に乗り換える設定になるだろう想定は以前からもってしましたが、今回のアクセス特急=エア快特スジが確定し、本線特急スジは現行と約10分ずれるだろうこと、そこから快速スジも10分ずれることから、快速スジを西馬込系統に充てました。
◆京急三崎口系統快特スジを高砂折り返しから青砥折り返しに変更しました。京成高砂折り返しは運用調整で必要なスジかなぁとは思いましたが、スカイアクセス系統の増分だけ京成高砂の踏切横断列車を少なくしたいだろう事を考え、青砥折り返しのほうが折り返し線をうまく使えることを考慮し、アクセス特急と対になるエア快(都営線内各駅)を青砥折り返しから高砂折り返しに変更しました。
◆スカイアクセス線内のスジはまだ精査が足りていない部分がありますが、新根古屋で停車させるなら極力成田湯川駅に停車させるスタンスで調整しました。一部長時間停車が出来てしまいましたが、仕方ないかなぁと(ソースにもあるので・・・)思っています。普通は従来どおり1時間あたり3本中2本が印旛日本医大折り返し、1本が印西牧の原折り返しとしました。
以下、想定ダイヤです。