2010年7月11日

京成金町線高砂付近切換区間を乗りつぶし!!

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 7月5日に京成金町線の高砂駅が高架化されました。

 今まで例の無い構造の高架駅ということもあり、工事期間中は興味深くチェックしていましたが、いよいよ完成という事で、まずは乗車してみたいと思います。

 続けて、高砂駅の施設関係、ついでに成田空港2駅の施設関係調査もしましたので、数日に分けてコメントさせてください。

 以下、柴又~京成高砂間の線路状況です!!

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写真-1:柴又駅高砂方付近状況

 信号が稼動しているのが分かります(当然ですが・・・)。

 この先で上下線いずれからも金町線ホーム、本線方面(入出庫時)に進める配線ですので、信号機は2つずつですね。

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写真-2:柴又~京成高砂間状況1

 柴又~高砂間は単線が2つ並ぶ形になりました。

 よって、上り列車も旧下り線を進む事になります。

 このあたりは工事中も線路の中心に杭が打ってあったりして、何かしら線形の変更があるのかなと感じた範囲ですが、結論的にはレールレベルも弄ってきたようで、あわせて多少の線形変更も行われたものと思います。

 2本の線路のレベルが変わったため、線間には土留めのシートパイルが打設されていました。

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写真-3:柴又~京成高砂間状況2

 切換口付近の踏切の手前あたりです。

 切換口付近の線形がSカーブの急曲線なので、踏切付近に勾配変更点を設けたくなかったため、踏切手前の線路を一旦下げたのでしょうね。

 踏切に向かって上り勾配になります。

 踏切の手前もやや沈んでいることから、踏切の真ん中あたりを道路のレベルに合わせた感じでしょうか。

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写真-4:柴又~京成高砂間状況3

 踏切を越えたところから一気に高架アプローチ区間に突入です。

 左側の線路を基準に見ると、なかなかの勾配であることが分かりますね。

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写真-5:柴又~京成高砂間状況4

 切換口アプローチについては、左側の土留が切換工事で突貫施工した構造のため、仮設チックな状況です。

 一方右側については事前施工できた側ですが、スラブ脇に配筋が見えており、柵も仮の構造なので、これから左右とも本設構造化していくものと思われます。

 切換で完了というのはめったにありませんが、ここは特に仕方が無い所でしょう。

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写真-6:柴又~京成高砂間状況5

 切換口から京成高砂駅の新ホームの間は距離が短いため、駅手前まで勾配区間が続いています。

 ホーム位置が手前になったこともあり、あっという間に到着する感じです。

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写真-7:金町線用新ホーム全景

 ホームは直線部分と右カーブ部分があります。

 出口部分を既存の改札にあわせるべく線路の先頭部分を下の京成本線線路で言うところの真ん中に寄せつつ、駅を出てすぐ勾配区間にする必要から、いちはやく外側に振りたいという感じの仕上がりですね。

 ホーム反対側には柵があります。

 すぐしたが京成本線等線路なので、落下防止対策、強風対策、騒音防止といったところでしょうか。

 駅施設については、明日コメントします!!